2026/9/9
【綾瀬駅西口及び周辺地域におけるユニバーサルデザインの推進並びにエレベーター等の整備促進を求める陳情】
【陳情の趣旨】
綾瀬駅は、JR常磐線及び東京メトロ千代田線が乗り入れ、通勤・通学をはじめ、買い物、通院、子育てなど、多くの都民・区民の日常生活を支える重要な交通拠点です。
高齢化が進む中、これまで階段を利用できていた方が、年齢を重ねることで階段の昇り降りに大きな負担を感じるようになることがあります。
また、車いすを利用される方や障がいのある方、けがをされている方、小さなお子さんを連れた方、ベビーカーを利用する方などにとっても、安全で円滑に利用できる移動手段を確保することは重要な課題です。
現在、綾瀬駅西口には上りエスカレーターが設置されていますが、下りエスカレーターはなく、下り方向では階段を利用しなければならない状況があります。
そのため、階段の昇り降りに負担を感じる高齢者や足腰に不安のある方などから、下り方向についても安心して利用できる移動手段を求める声が寄せられています。
また、近隣にお住まいの皆さまからは、綾瀬駅西口へのエレベーター設置を求める声も寄せられています。
綾瀬駅東口にはエレベーターが設置されていますが、高齢者や歩行に困難を抱える方、車いすやベビーカーを利用する方などにとって、西口から東口まで移動してエレベーターを利用すること自体が大きな負担となる場合があります。
「東口まで移動すればエレベーターを利用できる」というだけでは、移動そのものに困難を抱える方にとって、十分なバリアフリー環境とはいえません。
さらに、綾瀬駅西口から勤労福祉会館方面への移動については、視覚障がいのある方から安全上の課題が指摘されています。
綾瀬駅西口の階段を上がった地点から勤労福祉会館までの経路には、視覚障がいのある方を安全に誘導するための点字ブロックが十分に連続していない箇所があり、実際に利用されている方からは、目的地までの方向が分からなくなり、道に迷うことがあるとの声が寄せられています。
また、西口の階段を上がった先にある横断歩道についても、音響による案内がないため、視覚障がいのある方が車両の走行音などを頼りに安全を確認し、横断しているとの声があります。
実際にこの横断歩道を利用されている視覚障がいのある方からは、電車の通過音によって車両の走行音が聞き取りにくくなり、車の接近に気付くことができず、これまでに何度も車にひかれそうになり、危険な思いをしたことがあるとの切実な訴えがありました。
視覚から十分な情報を得ることが難しい方にとって、周囲の音は安全を確認するための重要な情報です。
しかし、鉄道に隣接する環境では、電車の通過音によって車両の接近を把握することが困難となる場合があることから、視覚障がいのある方が安全に横断できる環境を整備する必要があります。
また、勤労福祉会館へ向かう経路には点字ブロックが整備されている箇所もありますが、安全面を考慮した経路が遠回りとなっているなど、実際の利用者から利用しづらいとの意見も寄せられています。
バリアフリー化は、駅構内だけで完結するものではありません。
駅を出てから公共施設や地域の目的地まで、高齢者や障がいのある方をはじめ、誰もが安全かつ円滑に移動できる環境を一体的に整備し、利用者にとって分かりやすく使いやすい複数の移動経路を確保することが重要です。
東京都においては、鉄道駅及びその周辺の道路、横断歩道、公共施設等を個別に捉えるのではなく、利用者の視点から「駅から目的地まで」の移動経路を一体的に捉え、区市町村、鉄道事業者、交通管理者その他の関係機関との連携をさらに強化していくことが求められます。
住み慣れた地域で、年齢を重ねても安心して暮らし続けられるまち、障がいの有無にかかわらず誰もが安全に移動できるまち、そして子どもから高齢者まで誰にでもやさしい東京を実現するため、東京都が広域自治体として積極的な役割を果たし、綾瀬駅西口へのエレベーター及び下りエスカレーターの設置促進をはじめ、点字ブロック、横断歩道の安全対策、駅から周辺施設までの連続したバリアフリー動線の確保など、綾瀬駅西口及びその周辺地域におけるユニバーサルデザイン・バリアフリー化を一体的に推進することを求めます。
【陳情事項】
1.綾瀬駅西口へのエレベーター設置を促進すること。
綾瀬駅西口について、高齢者、障がいのある方、車いす利用者、ベビーカー利用者など、移動に困難を抱える方が安全かつ円滑に利用できるよう、エレベーターの新規設置に向け、東京都が鉄道事業者、足立区その他の関係機関との協議・調整を積極的に進めるとともに必要な支援を行うこと。
2.綾瀬駅西口への下りエスカレーターの設置について、調査・検討及び関係機関との協議を進めること。
現在、綾瀬駅西口には上りエスカレーターが設置されている一方、下り方向については階段を利用する必要があることから、エレベーターの設置と併せ、下りエスカレーターの新規設置について、構造上・技術上の可能性を含め、鉄道事業者及び足立区等の関係機関と連携して調査・検討を進めること。
3.綾瀬駅西口から勤労福祉会館方面への点字ブロック等による安全な移動経路の整備を促進すること。
綾瀬駅西口から勤労福祉会館方面への経路について、足立区その他の関係機関と連携して現地の状況を確認し、視覚障がいのある方が安全かつ分かりやすく移動できるよう、実際の利用者の意見を踏まえながら、点字ブロックの連続性、配置及び経路を検証し、利用者にとって使いやすい複数の移動ルートの確保を含め、必要な整備・改善を促進すること。
4.綾瀬駅西口の階段を上がった先の横断歩道について、視覚障がいのある方の安全確保のための対策を講じること。
当該、横断歩道について、鉄道の通過音等により車両の接近を把握することが困難となる場合があることを踏まえ、視覚障がいのある方が安全に横断できるよう、警視庁をはじめとする関係機関において現地の交通状況及び利用状況を確認し、音響式信号機の設置を含めた必要な安全対策について調査・検討を行うこと。
5.綾瀬駅西口から周辺施設まで、切れ目のないバリアフリー動線の確保を促進すること。
勤労福祉会館をはじめとする周辺施設への経路について、高齢者や障がいのある方などの実際の利用状況及び意見を踏まえ、東京都、足立区、鉄道事業者、交通管理者その他の関係機関が連携し、駅から目的地まで安全かつ円滑に移動できる、連続したバリアフリー動線の複数ルートの確保を促進すること。
6.綾瀬駅西口及び周辺地域について、一体的なユニバーサルデザイン・バリアフリー化を推進すること。
高齢者、障がいのある方、車いす利用者、ベビーカーを利用する子育て世帯、けがなどにより一時的に移動に困難を抱える方を含め、誰もが安心して綾瀬駅及びその周辺を利用できるよう、駅構内、駅前、道路、横断歩道及び周辺公共施設までを一体的な移動空間として捉え、東京都が足立区及び関係機関との連携・調整を図りながら、ユニバーサルデザイン及びバリアフリー環境のさらなる充実を図ること。
#長谷川たかこ
#未来あだち
#足立区
#綾瀬
#綾瀬駅
#東京都
#東京都庁
#ユニバーサルデザイン
#バリアフリー
#駅のバリアフリー
#エレベーター
#視覚障がい
#点字ブロック
#音響式信号機
#誰もが安心して暮らせるまち
#区民の声を政策へ

この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>長谷川 たかこ (ハセガワ タカコ)>【綾瀬駅西口ユニバーサルデザインの推進並びにエレベーター等の整備促進を求める陳情】