2026/5/4
士気高まる平和憲法施行79周年の憲法集会
5月3日79回目の憲法記念日は、金沢では、憲法を守る会の護憲集会(松が枝緑地)に続き、憲法改悪NO!市民アクション・いしかわの県民集会を開催しました。いずれの集会も企画運営に当たってきましたが、今回ほど憲法の危機、すなわち私たちの平和的生存権(平和のうちに生きる)が危ういと感じながらの集会はありませんでした。
その意識が共有され、護憲集会には150部、県民集会には300部用意した資料がいずれも足りなくなるほどの参加者が結集しました。(護憲集会180人、県民集会380人)
県民集会に講師としてお招きした石井暁共同通信社編集委員のお話「戦争に近づいていった日本の今を直視して-自衛隊の軍隊化とスパイ防止法を止めるために-」は、防衛省や外務省という外交安全保障政策の最前線での取材に基づく冷厳な事実に満ちていました。特定秘密保護法の制定以降、その取材そのものがリスクと隣り合わせで、国民の知る権利に応えようと権力に肉薄するジャーナリズムの緊張感を伴っていました。
特定秘密保護法から安保法制、さらに安保3文書の改訂、防衛予算GDP2%超え、殺傷兵器含む武器輸出の規制撤廃、国家情報会議の設置の流れは、米日一体化であり、戦争する国への道程である。戦争に向かうとき、国内の抵抗勢力を抑え込むために目論まれているのがスパイ防止法である。これらは、人々の基本的人権、生存権と衝突する。この整合は極めて難しい。
その歯止めは、他でもない平和憲法である。今回もホルムズ海峡への自衛隊艦船の派遣を高市首相に思い止まらせたように、9条は現実的な力である。この現実的な規範力を私たちは決して手放してはならない。
ジャーナリストとして、皆さんと連帯して、戦争に向かう改憲治安国家を止めたい。
まさにこれぞジャーナリスト!のお話でした。私たちの講演要請を即座に快諾され、満場立ち見、床座りの参加者の熱意に感動したと何度も謝辞まで述べられました。
今集会は、原点に立ち戻ること、視覚に訴えること、そして若者の視点につながることを柱に据えました。それがアニメ版『戦争のつくりかた』の上映であり、オンラインでの金沢ゆかりの青年の平和運動の交流でした。
金沢大学泉学寮の存続運動で体感した不条理、地域住民の励ましから地域社会の大切さを意識し、政治、社会への問題関心を高めていった冨樫洋乃輔さん。卒論の「内灘闘争」の継承は、今日の反戦平和問題への問題意識につながり、東京での学生連帯の運動主体へと発展していました。
その冨樫さんが東京で出会った金澤伶さん。東大学費値上げ反対運動のリーダーとして、全国から注目を集めた人です。留学生が、学費支援において除外され、学びを続けられなくなる現実に直面し、日本の差別排外主義への強い問題意識に突き動かされてきたと振り返りました。金澤さんの活動は、差別排外への抗議から幅を広げ、反戦平和運動の前面に立つに至りました。昨日も東京での5万人集会の会場からのオンライン参加でした。
この若い二人に共通しているのは、学生が当事者性を奪われ、政治や社会の都合のために、将来の可能性を奪われることに対する憤りです。その最たるものは、戦争への動員です。若者が当事者性を取り返し、社会の主権者として声を上げることで、変えることができる、変えていこうと横連帯で行動していることです。
二人の青年との連帯交流は、これがスタートです。金沢で活動する青年とも結んで、9条改憲、緊急事態条項創設改憲、国民監視治安国家を阻止する地域運動を首都圏と繋いでいきたいと思います。
高市自民・維新連立政権に参政党など一部野党による反憲法的治安立法、改憲はさらに加速する情勢です。私たちのたたかいは長期戦です。皆さん、共に力を合わせましょう!












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