2026/7/29
こんにちは。太田市役所を退職して、太田市議会議員を目指す山本しんいちです。
さて、今日はおおた芸術学校について考えます。
まず、市民の方が気づきにくいのは太田市にある【おおた芸術学校】、【おおたスポーツ学校】の2つについては他市が真似できない太田市独自の施策です。
ではなぜできないのか?理由は2つあると思います。
1 一番大きな理由は財政的な問題です。先日のブログで書いたとおり、太田市は地方交付税不交付団体です。そのため、他市よりは財政的に使える部分があると言えます。
2 もうひとつは事業を始めるときの圧倒的なリーダーシップとビジョンです。前市長は30年と長い期間、市長を務められました。30年前は今と違って他市と違うことを積極的にできる時代ではなかったように思います。その中で強いリーダーシップで未来へ投資してきたのだと感じます。
では芸術学校の意味は何か?
私は、おおた芸術学校には二つの大きな役割があると考えています。
一つは、子どもたちの「芸術の芽」を育てること。
そしてもう一つは、地域に眠る優れた人材の力を、次の世代へつないでいくことです。
太田市には、音楽大学などで専門的に学び、高い演奏技術や表現力を身につけた方が数多くいらっしゃいます。
その中には、演奏家として活動を続けている方もいれば、学校の先生や会社員、別の仕事をしながら音楽を続けている方もいます。
私は、そのような方々の知識や経験は、太田市にとって大切な「地域資産」だと思っています。
せっかく培われた技術や経験が、個人の中だけにとどまってしまうのは、とてももったいないことです。
だからこそ行政には、その力を子どもたちへ届ける仕組みをつくる役割があります。
おおた芸術学校は、まさにその橋渡しをする存在です。
もう一つ大切なのは、「最初の一歩」のハードルを下げることです。
バイオリンやチェロなどの弦楽器は、「やってみたい」と思っても、楽器代やレッスン代が高く、挑戦することを諦めてしまう家庭も少なくありません。
子どもの才能は、生まれ育った家庭環境だけで決まるものではありません。
だからこそ行政が環境を整え、「やってみたい」という気持ちを応援することには、大きな意味があります。
芸術は、一部の恵まれた人だけのものではありません。
誰もが芸術に触れ、学び、自分を表現できるまちは、人の心を豊かにします。
そして、その豊かな感性は、教育だけでなく、産業、福祉、地域活動など、さまざまな場面で新しい価値を生み出します。
私は、「人への投資が地域を強くする」と考えています。
芸術教育も、その大切な投資の一つです。
おおた芸術学校は、未来の演奏家を育てるだけの場所ではありません。
子どもたちの可能性を広げ、地域に眠る人材を生かし、市民一人ひとりの感性を豊かにしていく。
そんな「人をつむぎ、挑戦が生まれる太田市」を実現するための、大切なまちづくりの施策だと私は考えています。
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ヤマモト シンイチ/46歳/男
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