2026/7/29
2026年7月29日、山口中央倫理法人会のモーニングセミナーにて、2回目となる会員スピーチの機会をいただきました。
今回のテーマは「続いてきたことの重み」。自分がいま関わらせていただいている、いくつかの組織や団体を振り返る中で感じたことをお話しさせていただきました。
皆さんは、ご自分が関わっている組織や団体が、いつから続いているか、考えたことはあるでしょうか。
私は最近、いくつかの組織の運営に関わらせていただく中で、その「続いてきたことの重み」というか、「尊さ」のようなものを強く感じる機会がありました。
まず、仕事を通じて関わってきたのが、県職員の労働組合です。この組織にも、戦後から続く長い歴史があります。
その間、時代がどれだけ変わっても、県で働く職員の労働条件の維持・改善に取り組み、その活動が受け継がれてきました。
私がこの活動に携わることができたのも、長年にわたる積み重ねの、ほんの一番上に乗せていただいているに過ぎません。そう考えると、過去の先輩たちから引き継いできたものの重さに、身が引き締まる思いがします。
私は山口青年会議所という組織にも所属していますが、こちらは昨年、創立70周年という節目を迎えました。
70年間、多くの諸先輩方が、より良い地域をつくるために、さまざまな事業や運動を積み重ねてこられました。
今、私たちが活動できているのは、決して今の世代だけの力ではなく、その70年の歩みがあったからこそだと感じています。
そして、自分が暮らす地域の町内会・自治会にも、長い歴史があります。
いつの時代も、地域の暮らしを守り、お互いに助け合うために、多くの人たちが関わりながら、その活動をつないできました。
最近は「自治会離れ」ということも言われます。組織としては地味で、普段はその存在を意識することも少ないかもしれません。
それでも、長い年月にわたって地域の人たちが関わり、その役割を受け継いできたことは、大変重みのあることだと感じています。
こうしたいろいろな団体を振り返ってみると、どれも長く続いてきたものばかりです。
そして気づいたのは、その背景には、それを次の世代へつないできた人たちの存在があるということです。
誰かが「もうやめよう」と思えば、そこで途切れてしまう。それでも今日まで続いてきたということは、その時代その時代に、「これは大事だから、次に渡そう」と思い、行動してきた人たちがいたということです。
そこには、多くの人が過去から積み重ねてきた「想い」が、確かに息づいているのだと思います。
一方で、今の時代、組織や団体を維持し、次の世代へつないでいくことは決して簡単なことではありません。
続けるということは、決して当たり前ではない。
だからこそ、長い年月をかけて受け継がれてきたものには、それだけの重みがあるのだと思います。
そして、この倫理法人会もまた、そうです。
母体である倫理研究所は、1945年9月3日を倫理運動創始の日としており、その歩みは80年を超えています。
その年月の重みを思うとき、この場にも、私が存じ上げないだけで、幾世代にもわたる先達の想いが積み重なっているのだと感じます。
最近はあまり参加できていない時期もありましたが、そうした重みを胸に刻みながら、これからも学び続け、この場に足を運ぶ機会を大切にしていきたいと思っています。
続いてきたものの背景には、それを次へとつないできた人たちがいる。
そして今を生きる私たちもまた、その長い歩みの一部分を預かっているのかもしれません。
そのことを改めて考える、貴重なスピーチの機会となりました。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>清時 つかさ (キヨトキ ツカサ)>山口中央倫理法人会にて会員スピーチをさせていただきました。