2026/4/28
数学教師として和歌山信愛中学校高等学校に勤めていた頃、デジタル採点システムの導入立ち上げに関わってまいりました。
かつての採点といえば、大量の答案を前に赤いラッションペンを握りしめ、ひたすら丸付けをするのが当たり前・・・。
手が赤く汚れるのは熱心な指導の証でもありましたが、私はかつて模試の採点バイトをしていたこともあり、常にもっと効率化できるはずだよなぁと考えていました。
システムを導入したことで、記号や数字の解答はAIが一瞬で判別し、得点の集計も自動。私の担当する数学では、一クラスの採点がわずか30分ほどで完了することもありました。
複数の教員で分担して採点することも可能になり、「先生によって採点基準が違う」というリスクも解消。採点の精度とスピードが劇的に向上したのです。
もちろん、導入当初は現場に戸惑いもありました。
新しい技術に対して「機械的で温かみがないのでは?」「使いこなせるだろうか」という不安の声が上がるのは、伝統を大切にする教育現場では当然の反応かもしれません。
確かに温かみはないかもしれませんが、採点時間を削るのは、先生方が楽をするためではなく、生徒と向き合う時間を生み出すため―。
との想いであの頃は色々な説明資料を作ったり先生方に説明したり、と奔走していました。
実際に運用が始まると、当初不安を感じていた先生方も「やってよかった!」と笑顔を見せてくれることも多くなりました。採点に掛ける時間が削られ、その分、生徒一人ひとりの表情を見て、声に耳を傾ける時間が増えた。これこそが、このシステム導入の本当の価値だったなと確信しています。しかもこれ、どの問題の正答率が低かった高かった、というのも一瞬で分かっちゃうんです!おかげで、テスト後の授業でどの箇所の説明が必要なのかが一目瞭然となりました。
教育も市政も、相手は「人」ですから、感性や直感を大切にしたいという気持ちはとても分かりますが、変化を恐れて感覚だけで「嫌だ」と否定するのではなく、まずはデータを見て、論理的に議論する。それが私のスタンスです。もちろん、人の感覚も大切にした上で議論してまいります。
私はエンジニアとして、まずは現状のデータを徹底的に検証し、そこからこれから出すべき「次の一手」を設計します。
根拠のない「なんとなく」の政治ではなく、理屈の通った「納得できる」市政へ。
和歌山市の未来も、現場のリアルな数字を見つめることから再設計していきたい。そう強く思っています。
参政党 森川よしき、必ずや和歌山市政にとってプラスになる働きをしてまいります!
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モリカワ ヨシキ/38歳/男
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