2026/6/26
会社経営していると、お金に対する感覚が自然と身につきます。
売上があっても、それは自由に使っていいお金ではありません。
仕入れ先への支払い
社員の給与
設備投資
将来への備え
使い道を一つ間違えれば、会社の信用に影響します。
だから経営者は「この支出は本当に必要か」を何度も考えます。
私は、その感覚は行政にも必要だと思っています。
大阪市の予算は、市民のためのものであって、行政のためのお金ではありません。
市民や事業者が納めた税金をはじめ、社会全体で支えている大切な財源です。
言い換えれば、一時的に行政が預かり、市民の利益のために使うべきお金です。
だからこそ大切なのは「いくら使ったか」ではなく「どう使ったか」
高額な事業だから良いわけでも、安く済ませたから評価されるわけでもありません。
必要なところにはしっかり投資し、不要な支出は見直す。
その判断を丁寧に積み重ねることが、健全な財政運営につながります。
ものづくりの現場でも、コストを削ることだけを目的にはしません。
品質を落としてまで経費を削減すれば、後から大きな損失になることがあるからです。
一方で「予算があるから使っておこう」という発想もありません。
本当に必要か、効果はあるか、将来に価値を残せるか。その視点で投資を判断します。
政治にも、同じ姿勢が求められるのではないでしょうか。
地方議会の役割は、新しい事業を増やすことだけではありません。
予算案を細かく確認し
「この事業は市民にとって本当に必要か」
「もっと効率的な方法はないか」
「数十年後まで見据えた使い方になっているか」を検証することも重要な仕事です。
私は、予算書は単なる数字の集まりではないと考えています。
そこには「大阪市が何を大切にし、どんな未来を目指そうとしているのか」
という意思が表れています。
だからこそ、一円一円を大切に扱う姿勢が欠かせません。
税金は、特定の誰かのお金ではありません。
私たち市民一人ひとりが託した、大切なお金です。
企業経営と違う点として、予算を増やす発想を持つ事は、
そのまま市民の託す大切なお金を増やすことであり、
簡単に口に出して良いものではない、と考えています。
「予算をどう増やすか」「何に使うか」という議論だけでなく
「本当に市民から預かったお金にふさわしい使い方になっているか」を問い続けること。
その積み重ねが市民から信頼される大阪市政につながると、私は信じています。
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ナカガワ タカユキ/47歳/男
ホーム>政党・政治家>中川 隆之 (ナカガワ タカユキ)>大阪市の予算は市民から預かっているもの。使い切る、増やす、という発想もまた危険