2026/6/26
ボクシング、社交ダンス、手話……と、私の様々な活動をお伝えしてきましたが、ほかにも、今年の初めから私の生活の一部になっている大切な場所があります。
毎週火曜日の朝、高横須賀公民館で開催されている「健康体操の出前講座」。 今年の1月から通い始め、気がつけば半年が経ちました。本日は、この場所で得たかけがえのない気づきについてお話しします。
この講座に通うようになったのには、あるきっかけがありました。
妻を亡くし、長年勤めた会社も辞め、当時の私は人生の転換期にいました。そんな私を、向かいの家に暮らすおじいさんが心配してくださり、「一緒に体操に行かんか」と声をかけてくれたのです。
当時の私は、「人からすすめられたことは、まずやってみる」を自らのモットーとしていました。差し伸べられた手を信じて飛び込んだのが、この健康体操の教室でした。
行ってみて驚いたのは、その環境です。 高齢者向けの体操教室といえば女性が多いイメージですが、ここは「男性限定」の教室。最高齢は90歳代、平均年齢は80歳前後という、まさに人生の大先輩たち十数名が集う現場でした。
政治や地域経営の世界では、よく「高齢者の声を聴くためのヒアリング」が行われます。しかし、あらかじめ用意されたアンケートや、数十分間の会話だけで、本当の暮らしの困りごとが見えるでしょうか?
私はそうは思いません。 大切なのは、「日常の同じ時間を過ごす中で、ぽろっとこぼれる本音や悩みに耳を傾けること」です。
「暴れ指(ばね指)が治らなくてさ、今度手術するんだわ」
半年間、毎週一緒に体操をしているからこそ、先輩の口から聞く言葉の数々。私にとっては初めて耳にする悩みや、教科書には載っていないリアルな言葉が、この現場には溢れています。こうした日常の何気ない会話の中にこそ、本当に解決すべき地域の課題が隠されていると確信しています。
後日知ることになりましたが、私たちが毎週行っているのは、東浦町が発祥のオリジナル体操「イノア健康体操」でした。 私が街頭でのビラ配りや演説時にBGMとして流していたあの曲こそ、このイノア健康体操のオリジナル曲です。 知多半島には、私たちが気づいていない素晴らしい文化や宝物が、たくさん眠っています。

ボクシング、社交ダンス、手話、健康体操、バドミントン、まったりヨガ、健康料理……。
一見すると、私がバラバラに色々なジャンルに手を出しているように見えるかもしれません。しかし、私の中ではすべて一本の太い線で繋がっています。
その目的は、ただ一つ。 知多半島に暮らす様々な世代・性別・価値観を持つ人々の『今』を、私自身の心と身体でリアルに知るためです。
若者の熱気に満ちた格闘技のリングから、高齢者の大先輩たちがときめく社交ダンスのフロア、そして火曜の朝に男たちが集う公民館まで。それぞれの現場に生きる人たちの体温を感じ、喜びを分かち合い、悩みを共有する。
この地道な実践の積み重ねだけが、本当に「誰一人取り残さない」、血の通った温かい政策や街の未来を創り出す原動力になります。
きっかけをくれた向かいのおじいさん、そして毎週温かく迎えてくれる高横須賀公民館の先輩方に、心から感謝の思いを込めて。
これからも、この街の「今」に全力で寄り添います。
「GO To 2033 ── 3つの変革、3つの主役、響きあうマチ。」
2026年6月26日 小川そうし
🦁☝️ この指、とまれ!
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オガワ ソウシ/56歳/男
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