2026/5/1
前回までの2回で、一人会派という立場の理由と、総務教育常任委員会への思いをお伝えしました。
今日は、政治活動を始めたころから掲げてきた、そしてこれからの活動において特に注力していく3つの柱について、具体的にお話しします。
議会で何が話し合われているか、ご存知でしょうか。
「なんとなく難しそう」「自分には関係ない」——そう感じている市民の方が多いとしたら、それは情報発信の問題だと私は思っています。
議会は市民の代表機関です。しかし、その議論が市民に届いていなければ、代表機関としての意味が半減してしまいます。「今、議会や行政で何が起きているのか」を、専門用語を使わず、できる限り分かりやすく伝えていくこと——これが、まず私がやるべきことの一つです。
同時に、市民の皆さんの声を収集する仕組みも大切です。
一方的に発信するだけでなく、幅広い民意を効率的に集め、それを政策に反映させていく双方向の仕組みをつくること。デジタルツールを活用した広聴の仕組みや、気軽に意見を言える場の設計など、私がこれまで関わってきた分野の知見を、ここで活かしていきたいと考えています。
政治への関心を高めることは、単なる情報発信の問題ではありません。市民と行政と議会が一緒に北見の未来を考えられる土台をつくること、地域のビジョン作りをできる限りたくさんの人が参加し、納得できる、ワクワクする北見の未来ビジョンを共に創ることが最終的なゴールです。
議員の仕事の中心は、質問と審議です。
私が大切にしたいのは、表面的な問題ではなく、本質的・構造的な問題に踏み込む質問をすることです。
「なぜそうなっているのか」「その背景にある仕組みの問題は何か」——個別の事象を指摘するだけでなく、根本にある構造を問い直すことで、一つの質問が複数の課題解決につながることがあります。内外で客観的立ち位置から横断的な視点を持ちやすい一人会派という立場を、ここでも活かしていきたいと思っています。
また、議会での質疑の内容や、委員会での議論の経緯については、執行部、他の議員さんの考え方や意見を毀損しないよう最大限に配慮し、公開されている範囲でできる限り明瞭かつ丁寧に発信できたらと考えています。
というのも、議員さんは真剣に北見の現在過去未来に寄り添い、審議をされていると思いますが、多くの市民の皆さんが過去の委員会の様子や議論の様子をしっかりと理解し、文脈を含めて評価することは非常に難しいことだと思います。「あの質問には、こういう背景があった」「委員会でこんな議論があり、こんな課題が浮かび上がった」——そういった文脈ごと伝えることで、市民の皆さんが議会の動きを「自分ごと」として受け取りやすくなると考えています。このブログも、その重要な発信の場の一つです。
財政健全化の議論は、どうしても「削る」話になりがちです。
しかし、支出を削るだけでは自治体の財政は根本的には改善しません。税収の基盤となる地域経済が元気でなければ、どれだけ無駄を省いても限界があります。
物価高と人口減少という二重の逆風の中でも、北見経済が活力を持ち続けるためにはどうすればいいか。この問いに、議員という立場から向き合い続けることが三つ目の柱です。
ここで私が意識したいのは、政治の場だけで議論を完結させないということです。
経済界の方々、事業者の方々、若い起業家の方々——さまざまな立場の人たちとのコミュニケーションを通じて、現場の実感に根ざした戦略を練っていく。議会での発言が、地域の経済的な現実からかけ離れたものにならないよう、常に現場との対話を大切にしていきます。
北見には、ポテンシャルがあります。農業、食、観光、そしてこれから育てていけるデジタル産業——それらをどう組み合わせ、どう世界や道内外に発信していくか。夢物語ではなく、実行可能な戦略として描いていくことが、私の役割の一つだと考えています。
この3回のブログを通じて、私の立場・場所・活動の柱についてお伝えしてきました。
一人会派として、フラットな立場で対話を続けること。総務教育常任委員会という場で、まちの根幹的な議論に向き合うこと。そして、広報広聴とビジョン創り・本質的、構造的議論・地域経済という3つの軸で、具体的な成果を出していくこと。
言葉にするのは簡単ですが、実行し続けることは簡単ではありません。だからこそ、こうして定期的に発信しながら、自分自身にも問い続けていきたいと思っています。
引き続き、皆さんのご意見やご感想をお聞かせください。市民の皆さんの声が、私の活動の一番の原動力です。
西野寛明
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ニシノ ヒロアキ/43歳/男
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