2026/4/30
議員になると、必ずどこかの常任委員会に所属することになります。
北見市には、
・総務教育常任委員会
・福祉民生常任委員会
・産業経済常任委員会
・建設上下水道常任委員会
の四つの常任委員会があり、三人以上の会派が交渉団体となり一定の交渉権を持ち、議会の運営方針などを決める議会運営委員会が構成されます。
そこで、私が担当させていただくことになったのは、総務教育常任委員会です。
この委員会がどんな役割を持つのか、なぜ私にとって意味のある場所なのか、今日はそのことをお話しさせてください。
一言で言えば、北見市の「根幹」を扱う企画財政部との質疑を含めた委員会です。
企画財政部が主管する政策を審議する場であり、財政健全化の議論はもちろん、まちの将来ビジョンや、市の行動指針となる根幹的な計画の策定についても、この委員会が深く関わります。
「北見市はこれからどんなまちを目指すのか」「10年後、20年後の姿をどう描くのか」——そういった、これまで不足していた地域のビジョン作りに対して正面から向き合うのが、この委員会での私の仕事です。
財政の話は、とかく数字の話になりがちです。しかし財政健全化とは、単に支出を削ることではありません。限られた資源をどこに集中させ、どんな未来をつくるかという、まちの意思決定そのものです。その議論の場に立てることを、私はとても重く受け止めています。
委員会の所属を考えた時、総務教育常任委員会の立ち位置をいただきたいと考えていました。
私がこれまで取り組んできた地方自治体でのコンサルティングの仕事は、自治体の組織開発やDX推進が中心でした。現場の職員さんと一緒に課題を整理し、組織全体が前向きに動けるような仕組みをつくる——そういう仕事です。
総務教育常任委員会は、まさにその問題意識と重なる場所です。
北見市役所が抱えている組織的な課題——縦割り構造の壁、窓口業務以外でのデジタル化の遅れ、人材不足の中での業務過多——これらは、財政や将来計画と切り離して考えることのできない問題です。組織が健全に機能しなければ、どれだけ良い計画を立てても実行力が伴いません。
逆に言えば、職員さん一人ひとりが自分の仕事に誇りと意味を感じながら働ける環境をつくることができれば、北見市全体のアウトプットは確実に変わります。少ない人数でも、前向きに、創造的に働ける組織——それを議員という立場からサポートしていくことが、私にできる具体的な貢献の一つだと考えています。
もう一つ、この委員会で取り組みたいことがあります。
北見市の将来像を、市民の皆さんが「ワクワクできる言葉」で描き直すことです。
財政が厳しい、人口が減っている——そういう話ばかりが続くと、まちの雰囲気はどうしても内向きになります。課題から逃げることはできませんが、課題だけを見ていても人は動きません。
「この北見で生きていくのが楽しい」「ここに残りたい、ここに来たい」と思える未来の姿を、具体的に、そして誰もが自分ごととして感じられる形で示していくこと。それが、まちの活力を取り戻すための、最初の一歩だと思っています。
財政健全化の議論と、未来ビジョンの議論は、矛盾しません。むしろ、希望のある未来像があってこそ、厳しい現実と向き合う力が生まれます。
総務教育常任委員会という場を、そのための場にしていきたいと考えています。
次回は、これからの活動において特に注力していく3つの柱について、具体的にお話しします。「デジタルを活かして行政・議会・市民をつなぐ「広報広聴」の強化」「本質的議論と、丁寧な情報公開」「地域経済の成長戦略」——それぞれに込めた思いを、丁寧にお伝えできればと思います。
西野寛明
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ニシノ ヒロアキ/43歳/男
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