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加須の未来予想図2030:人口・産業・交通のシナリオ

2026/4/19

2030年——あと4年後の話です。

AGIが人類の知能を超え、働き方が根本から変わり、東京一極集中が崩壊し始める——そんな時代が目前に迫っています。

その2030年、加須市はどうなっているのか。人口・産業・交通という3つの軸で、2つのシナリオを正直に描いてみます。

 

現在の加須市の現状

まず、今の加須市の数字を整理します。

人口:約11万人(減少傾向)
高齢化率:約30%超
面積:133.88㎢(県内では広い部類)
主要産業:農業(北川辺米など)、製造業、商業
交通:東武伊勢崎線、東北自動車道加須IC

これらを踏まえた上で——2030年の2つのシナリオを描きます。

 

シナリオA:何も変わらなかった2030年の加須市

人口
2030年、加須市の人口は約10万人を下回っています。

年間約500〜1,000人のペースで減り続けた結果——合併前の旧町地域、特に北川辺・大利根では、集落の消滅が現実の問題になっています。

小学校の統廃合が進み、地域のコミュニティが弱体化。「加須市に住みたい」と思う若者は増えず、流出が止まりません。

産業
カスミが撤退したビバモール加須——空き店舗がさらに増え、実質的なシャッターモール化が進んでいます。

駅前は今より静かになっていて、新規出店する事業者も現れない。「加須市に投資しよう」という民間企業が現れない——負のスパイラルが続いています。

北川辺米は相変わらず地元では美味しいと言われているものの、全国的な知名度はゼロのまま。農業従事者の高齢化が進み、後継者不足が深刻化しています。

交通
北川辺・大利根地域の公共交通は、さらに手薄になっています。

バスの路線が廃止され、免許を返納した高齢者が「陸の孤島」状態になっている地域が出てきています。

「車がないと生活できない」から「車があっても不安」——高齢化が進む地域の現実です。

 

シナリオB:動き始めた2030年の加須市

人口
2030年、加須市の人口減少に歯止めがかかり始めています。

ルネ加須・レーベンプラッツ加須はなさき公園に続く大規模マンション開発が進み、新住民が流入。AGI時代のリモートワーク普及で「東京から1時間の加須市」を選ぶ若い夫婦が増えています。

「東埼玉市」への改名・5区制の導入により——「東埼玉市花咲区」「東埼玉市渡良瀬区」という住所のブランド力が上がり、移住者が増加。人口が11万人台を維持しています。

産業
加須駅ビルが生まれ変わっています。

クリエイタースペースにはイラストレーター・漫画家・映像クリエイターが集まり、渡良瀬遊水地を舞台にしたアニメが全国でバズ。聖地巡礼のファンが全国から訪れています。

カスミ撤退後のビバモール加須——跡地に地元農産物の直売所と飲食複合施設が誕生。北川辺米を使った加須ブランドの食が、観光客を引き寄せています。

北川辺米は全国のスーパーに並んでいます。ふるさと納税の返礼品として全国トップクラスの人気を誇り、「北川辺米、美味しいよね」という声が全国から聞こえてきます。

マクドナルドが駅ビルに戻ってきました。4度目の正直——今度は「核」がある。撤退しません。

交通
北川辺〜古河市間のバス路線が新設されています。

北川辺の高齢者が古河市の病院に行ける。古河市のスーパーで買い物できる——「車がなくても暮らせる北川辺」が実現しています。

デマンド交通が充実し、旧町地域の高齢者の移動問題が大幅に改善。自動運転の実証実験が加須市で始まり、2035年の本格導入に向けた準備が進んでいます。

東武伊勢崎線の利便性向上——特急りょうもう号の本数増加により、「加須から東京まで座って1時間」という強みがさらに際立っています。

 

どちらのシナリオになるかは、今決まる

2030年の加須市がシナリオAになるかシナリオBになるか——それは今この瞬間に決まります。

「どうせ変わらない」と思って何もしなければ、シナリオAが現実になります。「変えられる」と信じて動けば、シナリオBが現実になります。

 

2027年、私がやること

2027年4月、統一地方選挙があります。

私が加須市議会に入って——シナリオBを実現するために動きます。

人口問題:東埼玉市への改名議論を始める。新住民を呼び込む施策を提案する。

産業問題:駅ビル再開発を議会で動かす。北川辺米のブランド化を提案する。民間投資を呼び込む仕組みを作る。アニメ聖地化を推進する。

交通問題:北川辺〜古河市間のバス路線新設を提案する。デマンド交通の充実を議会で取り上げる。自動運転の導入準備を始める。

 

おわりに

加須の未来予想図2030——シナリオAとシナリオBを描きました。

どちらになるかは——今の加須市民の選択にかかっています。

「変わらない加須」を選ぶか、「変わる加須」を選ぶか——。

渡良瀬遊水地の夕暮れは、2030年も美しいはずです。利根川の風は、2030年も加須市民の頬を撫でているはずです。

その美しい風景の中に——笑い声と活気が戻った加須市を、2030年までに作りたい。

2027年、必ず議会に入ります。そしてシナリオBを現実にします。

加須の未来は、まだ変えられます。

 

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おおさわ あつし

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肩書 一般社団法人日本外国人材振興機構 代表理事/JFRアカデミー(ネパール)校長
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