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おおさわ あつし ブログ

加須市よ、「東埼玉市」に生まれ変われ

2026/4/18

「加須市」——この名前、正直に言います。

県外の人に「加須市」と書いて見せると——「かすし?」と読まれることが多い。

「かぞし」と正しく読んでもらえることの方が、むしろ少ない。

そして車のナンバーは「熊谷」——東部地区なのに、なぜか熊谷ナンバー。久喜や白岡の人から「加須は熊谷ナンバーだからなぁ」と小バカにされることもある。

「加須市」という名前と「熊谷ナンバー」——この2つが、加須市のブランドイメージを静かに傷つけているかもしれません。

今日は、大胆な提案をします。

 

南相馬市という先例

福島県南相馬市——東日本大震災で世界的に知られるようになった街です。

南相馬市は2006年、原町市・鹿島町・小高町が合併して誕生しました。

そして——合併後、3つの区に分けています。

原町区・鹿島区・小高区——。

「区」といえば東京23区や政令市だけのものと思っていた人も多いはずです。でも南相馬市は、政令市でもないのに「区」という単位を使っています。

これが実は——住民のアイデンティティを守りながら、新しい街のイメージを作るという、賢い選択でした。

 

加須市も「東埼玉市」に生まれ変わるべき理由

2010年、加須市・騎西町・北川辺町・大利根町が合併して現在の加須市が誕生しました。

合併から15年——でも「加須市」という名前は、まだ十分に認知されていない。「かすし」と読まれ続けている。熊谷ナンバーの違和感は解消されていない。

ここで大胆な提案です。

「加須市」から「東埼玉市」へ——。

 

「東埼玉市」というブランドの力

「東埼玉市」という名前には——いくつかの強みがあります。

①誰でも読める
「ひがしさいたまし」——読み方で迷う人はいません。県外の人にも、一目で伝わります。

②場所が伝わる
「埼玉の東部にある街」——これだけで地理的なイメージが伝わります。東京へのアクセスが良さそうというイメージも生まれます。

③ナンバープレートとの連動
「東埼玉ナンバー」が実現すれば——「熊谷ナンバー」という違和感から解放されます。「東埼玉ナンバー」は首都圏らしいイメージがある。マイホームを選ぶとき、「東埼玉ナンバー」は「熊谷ナンバー」より確実に有利です。

④そもそも消防は「東部消防組合」
この地域は既に「東部」という名前で括られています。「東埼玉市」は、自然な流れです。

 

5区制という大胆な構想

さらに大胆な提案があります。

南相馬市の先例に倣って——「東埼玉市」を5区に分けるのはどうでしょうか。

中央区——加須駅周辺。東埼玉市の中心部。

花咲区——花崎駅周辺。美しい地名をそのまま活かす。

騎西区——騎西城址を持つ歴史ある地域。

大利根区——広大な農地と自然が広がる北部地域。

渡良瀬区——北川辺地域。渡良瀬遊水地という世界レベルの自然環境を名前に冠する。

 

5区制のメリット

①地域のアイデンティティが守られる

合併によって「加須市」に一本化されてしまった旧町の名前——騎西、北川辺、大利根——これらは地域住民の誇りでした。

「騎西区」「渡良瀬区」「大利根区」という区名にすることで——旧町のアイデンティティを守りながら、新しい「東埼玉市」の一部として誇りを持てます。

②新住民が増える

「東埼玉市花咲区」——この住所、カッコよくないですか?

「加須市花崎」より「東埼玉市花咲区」の方が——新住民を呼び込む力があると思いませんか。

住所のブランド力は、不動産の価値に直結します。

③渡良瀬遊水地の知名度が上がる

「渡良瀬区」という区名が生まれれば——渡良瀬遊水地の知名度が全国に広まります。

「渡良瀬区に住んでいます」——この一言で、ラムサール条約登録湿地のそばに住んでいるというイメージが伝わります。

 

イメージが街を変える

「たかが名前じゃないか」——そう思う人もいるかもしれません。

でも——イメージは現実を変えます。

「港区に住んでいます」と「足立区に住んでいます」——同じ東京23区でも、イメージが全然違います。その差が、地価の差になり、新住民の流入数の差になり、商業施設の立地の差になる。

名前は——街のブランドです。

「加須市+熊谷ナンバー」と「東埼玉市+東埼玉ナンバー」——どちらがマイホームを選ぶ際に有利か、答えは明らかです。

 

現実的な課題

もちろん——市名変更は簡単ではありません。

住所変更の手続き、企業の登記変更、各種書類の変更——莫大なコストと時間がかかります。

でも——長期的に見たとき、「加須市+熊谷ナンバー」のブランドイメージのまま新住民を呼び込もうとすることのコストと、どちらが大きいでしょうか。

ルネ加須・レーベンプラッツ加須はなさき公園——新しい住民が来ようとしている今。「加須市」というブランドを強化することが、移住促進に直結します。

大鉈を振るう勇気が——街の未来を変えることがあります。

 

おわりに

加須市よ、「東埼玉市」に生まれ変われ——。

読めない名前、熊谷ナンバーの違和感——これらは小さな問題に見えて、じわじわと街のブランドイメージを傷つけています。

「東埼玉市」への改名、「東埼玉ナンバー」の実現、5区制の導入——これらは夢物語ではありません。南相馬市という先例があります。

中央区・花咲区・騎西区・大利根区・渡良瀬区——この5つの区が生まれた日、東埼玉市は新しい街として生まれ変わります。

2027年、議会に入って——この大胆な議論を、真剣に始めます。

加須市よ、今こそ生まれ変われ。

 

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おおさわ あつし

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肩書 一般社団法人日本外国人材振興機構 代表理事/JFRアカデミー(ネパール)校長
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