2026/4/26
鈴鹿市の加藤よしあきです。

皆さんは「地産地消」という言葉から、どのような光景を思い浮かべますか? 採れたての新鮮な野菜、地元の温かい笑顔、そして豊かな鈴鹿の自然。 現在、鈴鹿市では「地元でできた農林水産物を地元で消費する」地産地消を推進する取り組み、大好き「すずか産」に力を入れています。

今回は、この「すずか産」が私たちの暮らしや未来にどのような影響を与えるのか、そして鈴鹿が誇る生産者の皆さんの取り組みを、最新の正確な情報とともにご紹介します。
地産地消は単なる食のトレンドではありません。そこには、持続可能な地域社会を創るための、極めて重要な4つの意義が込められています。
信頼と安心の絆:生産者と消費者の顔が見える関係は、何にも代えがたい「食の安全」への信頼を生みます。
次世代への食育:地域の食材を通じて、子どもたちに食べることの大切さや農業への理解を深める機会となります。
環境への配慮:輸送距離(フードマイレージ)を短縮し、運搬エネルギーを節約。地球環境を守ることにも繋がります。
地域経済の活性化:地元農林水産業を応援することは、そのまま地域の経済を支え、活気ある街づくりへと直結します。
政治の現場でも「持続可能な地域経済」は大きなテーマですが、その原点は私たちの「食」にあると私は確信しています。
鈴鹿の豊かな食卓を支えているのは、日々土を耕し、命を育む情熱あふれる生産者の方々です。
【お茶:鈴鹿の伝統と誇り】 鈴鹿は、旨味の強い「かぶせ茶」の主要産地です。
【卵・畜産:毎日の元気の源】 新鮮な「鈴鹿の卵」は、全国的にも高い評価を得ています。
【野菜・果物:旬の彩り】 イチゴやトマト、そして伝統的な野菜まで多種多様です。
【お米:鈴鹿の大地の恵み】
【花・植木:緑豊かな街づくり】 鈴鹿は全国有数の植木の産地。私たちの街の景観を支えています。
街で見かける「鈴」の形をした緑色のロゴマーク。 中央の青は伊勢湾、茶色のラインは豊かな大地と鈴鹿山脈、そして緑の新芽は生産者・消費者・事業者が一体となって成長していく姿を象徴しています。 このマークを見つけることは、安心と地域貢献への入り口を見つけることでもあります。
地産地消は、特別なことではありません。スーパーで「鈴鹿産」のラベルを手に取る。地元の直売所に足を運ぶ。そんな小さな選択の積み重ねが、数年後の鈴鹿の景色を創ります。
しかし、ここで一つ冷静に、データが示す現実を直視しなければなりません。 「地産地消で地域が元気になる」——これは間違いではありません。 ですが、“それだけで解決するほど簡単ではない”のが、今の農業が置かれている厳しい現状です。
最新の「2025年農林業センサス(概数値)」によると、三重県内の農業経営体数は5年前から約26%も減少し、基幹的農業従事者の約77%が65歳以上となっています。
ここ鈴鹿市においても、
担い手の激減: わずか5年で4分の1の経営体が姿を消す危機的状況
高齢化: 現場を支える方々の多くが70代、80代
耕作放棄地の拡大: 販路が弱ければ、農地を守り続けることは困難 という構造的な課題が、私たちのすぐそばで進行しています。
だからこそ、今求められているのは、単なる精神的な“応援”ではなく、持続可能な“経済の仕組み”の構築です。私は、次の3つの具体策が重要だと考えています。
鈴鹿市では現在、米飯の「鈴鹿市産コシヒカリ100%」を実現していますが、野菜などの副食についてはまだ改善の余地があります。子どもたちが地元の味を知るだけでなく、給食を「年間を通じた安定需要」の出口にすることで、農家の経営基盤を支える仕組みを強化します。
単に農産物を卸すだけでなく、「すずか産」を使う飲食店を可視化し、付加価値を認める消費者がその店を訪れる。地域の中で資金が循環し、生産者も店も潤う“選ばれるエコシステム”をつくります。
「作る」だけでなく「売る」ための攻めの支援です。直売所の魅力向上に加え、デジタルの力を活用し、SNSやECでの直接販売、データに基づく需要予測を導入します。「所得が上がる農業」への転換こそが、後継者不足を解消する唯一の道です。
地産地消は、決して耳障りの良いだけの“きれいごと”ではありません。 やり方次第で、地域の未来を確実に変えられる現実的な政策です。
そして、私たち一人ひとりにできることがあります。 買い物のとき、ほんの少しだけ「どこで作られたか」を意識してみてください。 その選択が、鈴鹿の農家の未来を支え、地域経済を動かし、次の世代へと豊かな大地をつないでいくのです。
私は、生産者の皆さんが誇りを持って仕事を続けられ、市民の皆さんが「鈴鹿の食べ物は美味しいね」と笑顔で語り合える、そんな「誇れる暮らし」を、全力でサポートしてまいります。
皆さんもぜひ、今日から「すずか産」を応援してください!

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カトウ ヨシアキ/38歳/男
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