2026/2/10
この度の衆院選・東京10区(文京区、豊島区)におきまして、皆様から多大なご支援を賜り、感謝の気持ちでいっぱいです。残念な結果になりましたが、12日間の選挙戦で新人の私に4万人以上の有権者が貴重な一票を託してくださったこと、この事実をしっかりと受け止め、現役世代から豊かに、そしてニッポンをさらに強くしていくために、引き続き、みなさまと一緒に前へ進んでいきたいと思います。温かいご支援、たくさんのメッセージ、心から感謝申し上げます。
そして、この選挙区で当選された自民党の鈴木隼人氏をはじめ、ともに戦った候補者のみなさまに心より敬意を表します。とくに中学、高校、大学が多い文京区では入試が各地で行われていたため、お互い街宣車のルートやマイクの音量などに細心の注意を払いながらの選挙戦でした。時々すれ違うこともあり、そんなときは互いに手を振ってエールを送り合いました。この地域の未来を思い、ニッポンを良くしたいという気持ちは、どの候補者も変わらず、志は同じでした。
さて、私は20代で新聞社の政治記者として永田町の取材を始め、政治部を離れても歴代の政権の取材を続けてきました。森首相、小泉首相のころの官邸や、自民党の派閥を担当していたときが最も忙しく、また仕事として面白かったような気がします。橋本龍太郎氏、野中広務氏、亀井静香氏、麻生太郎氏、「番記者」として担当した代議士たちはみんな迫力がすごく、圧倒的な存在感がありました。その後、イギリスの下院議員の選挙区での活動に密着したりするなど、取材や研究のウイングを海外にも広げました。
そんな私が今回出馬し、色々な気づきがありました。たくさんあるので、時間をかけて整理していきたいと思いますが、一つは12日間の選挙戦を走りながら、イギリスのチャーチル首相の言葉を何度も思い出したことです。「民主主義は最悪の政治形態である。ただし、これまで試みられてきた他のあらゆる政治形態を除けば」。
この言葉が語られた当時の演説の文脈はいまと状況が異なりますが、要は、民主主義は手間も時間もかかり大変な制度なんだけれども、それでも独裁などのほかの制度と比較すれば最善だということです。
例えば自分が路上で選挙チラシを配っても受け取っていただけないことが多々ありました。「シッシッ」といわれて、手で追い払われる場面も何度もありました。その瞬間はめちゃくちゃ落ち込みます。投票率をみれば、国民の約半分は選挙に関心がないですし、仕方ないかもしれません。それでも選挙は民主主義を制度として実現する方法ですので、東京10区なら約42万人の有権者に向けて候補者が思いを伝えなければ、始まりません。手間も時間もかかる、気が遠くなるような作業です。「民主主義って大変」。これが初めて出馬した私の率直な感想です。
でも、有権者は複数の候補者の中から投票で選ぶことができるのだから、「民主主義って素晴らしい」。これも独裁国家や戦争を取材・研究してきた私のもう一つの率直な感想です。いま平和だからこそ、この選挙が実施され、民意が示された。日本人であることに誇り、そして感謝、です。
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カジワラ ミズホ/53歳/女
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