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【福井弁は“クセが強い”から価値がある】― 方言は恥ずかしいものではなく、誇るべき文化資源だ

2026/6/3

こんにちは。

福井市議会議員選挙に挑戦予定の大谷隆将です。

 

「福井の言葉って、何を言っているのか分からないですね」

県外の方と話していると、よくこう言われます。

確かに福井弁は、イントネーションも言い回しも標準語とは大きく異なり、初めて聞く人にとっては“別の言語”のように感じられることもあるでしょう。

しかし、私はこれを弱点だとは思っていません。

むしろ、福井弁はこれからの時代において“強み”になり得る文化資源だと考えています。

 

■ 福井弁は「もう一つの言語」である

同じ日本語でありながら、ここまでイントネーションや表現が違う地域が存在する。

これは冷静に考えると、非常に面白いことです。

福井に住む私たちは、

・標準語も理解できる

・福井弁も使いこなせる

つまり、日常的に二つの言語体系を行き来している状態にあります。

ところが、ここに大きな“認識のズレ”があります。

県外の人は福井弁が分からない。

しかし、福井の人は標準語が分かる。

この構図を見れば、本来どちらが優位かは明らかです。

福井の人は、すでに“バイリンガル”なのです。

 

■ なぜ福井弁を恥ずかしいと思ってしまうのか

それにも関わらず、福井では

「方言を出すのが恥ずかしい」

「標準語で話したほうがいい」

という空気が、どこかにあります。

その背景には、

・“標準語=正しい言葉”という刷り込み

・都会的なものへの憧れ

・方言=田舎っぽいというイメージ

があるのかもしれません。

しかし、これは本当に正しい価値観でしょうか。

 

■ 方言は“観光資源”になる時代

今、日本全国で方言の価値が見直されています。

その土地でしか聞けない言葉

その土地でしか通じないニュアンス

その土地の人間関係の中で育まれた表現

これらはすべて、地域の個性そのものです。

観光という視点で見れば、「ここにしかないもの」こそが最も価値を持ちます。

食べ物、風景、歴史――そして言葉。

福井弁もまた、立派な“体験型コンテンツ”です。

 

■ 生の福井弁を、もっと外へ

例えば、

・観光客との会話であえて福井弁を使う

・SNSで福井弁を発信する

・イベントで“方言体験”を取り入れる

こうした取り組みを通じて、「福井に来たら、福井弁が聞ける」という価値をつくることができます。

実際に聞いてもらうことで、初めて伝わる魅力があります。

文字ではなく、“生の音”としての福井弁です。

 

■ 福井弁を話せることは、誇りである

福井に住み、福井弁を理解し、使いこなしている。

それは、「地元の人にしか分からない言語を持っている」ということです。

これは決してマイナスではありません。

むしろ、大きな強みであり、誇るべきアイデンティティです。

方言は、単なる言葉ではありません。

そこには、その土地の歴史、文化、人の温かさが詰まっています。

 

■ 結びに

福井弁は、クセが強い。

だからこそ、面白い。

だからこそ、価値がある。

これからの時代、地域の個性は武器になります。

その中で、福井弁は間違いなく“使える資源”です。

どうか、福井の皆さんには胸を張ってほしい。

私たちは、福井弁と標準語を使いこなすバイリンガルです。

その強みを、自信を持って外に発信していきましょう。

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著者

大谷 たかまさ

大谷 たかまさ

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肩書 元消防士
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