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自治会の電子回覧板は“効率化”ではない。“誰も取り残さない地域づくり”への第一歩だ

2026/5/29

こんにちは。

福井市議会議員選挙に挑戦予定の大谷隆将です。

現在、自治会における「電子回覧板」の導入について、様々なご意見をいただいています。

特に多いのが、

「スマートフォンを使えない人がいるのではないか」

「高齢者が取り残されるのではないか」

という声です。

これは非常に大切な視点であり、私自身も強く共感しています。

誰かが不便になる改革は、本当の意味での前進ではありません。

しかし一方で、こうも考えています。

「一部の人が使えないから」という理由だけで、新しい仕組みの導入を見送っていては、地域はいつまで経っても変わらないのではないか。

私は、ここに自治会のこれからのあり方を考える大きな分岐点があると感じています。

 

■ 電子回覧板のメリットとは何か

電子回覧板の最大のメリットは、単なる“デジタル化”ではありません。

それは、「情報が確実に届く仕組み」に変わることです。

これまでの紙の回覧板は、

・回覧に時間がかかる

・途中で止まってしまうことがある

・忙しい家庭では見落とされる

といった課題がありました。

一方、電子回覧板であれば、必要な情報を、必要な人に、タイムリーに届けることができます。

災害時の連絡や、緊急のお知らせにおいては、この違いが“安心”そのものにつながります。

また、共働き世帯や若い世代にとっても、時間や場所に縛られず情報を確認できることは大きなメリットです。

自治会が、より多くの世代にとって参加しやすい存在になる可能性を持っています。

 

■ 本当に大切なのは「導入するか」ではない

ここで強調したいのは、電子回覧板の議論は「導入するか・しないか」ではないということです。

本当に大切なのは、どうすれば誰一人取り残さずに導入できるかです。

福井市の自治会は、人と人とのつながりが強いことが大きな魅力です。

だからこそ、デジタル化も「切り捨て」ではなく、「支え合い」の中で進めるべきだと考えています。

具体的には、

・スマートフォンの使い方を学べる機会をつくる

・若い世代が高齢者をサポートする仕組みをつくる

・当面は紙の回覧板と併用する

といった取り組みが重要になります。

 

■ 自治会こそDXの最前線である

DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉は、

行政や企業の話として語られることが多いですが、私はむしろ、自治会こそDXの最前線だと考えています。

なぜなら、そこには日常の暮らしがあり、顔の見える関係があり、本当の意味での「支え合い」があるからです。

電子回覧板の導入は、単なる効率化ではありません。

それは、

「情報弱者を生まない地域」

「誰も取り残さない地域」

をつくるための挑戦です。

 

■ 命を守る、その先へ

私はこれまで消防職員として、災害現場の最前線に立ち、命を守る仕事に携わってきました。

その中で痛感したのは、「情報が届くかどうか」が生死を分けることがある、という現実です。

だからこそ、平時から情報が確実に届く仕組みをつくることは、“命を守る”ことにも直結すると考えています。

電子回覧板は、小さな取り組みかもしれません。

しかしその先には、より安全で、より参加しやすい地域社会があります。

私はこれからも、現場で見えてきた課題を、仕組みで解決する。

その姿勢で、福井市の未来づくりに取り組んでまいります。

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著者

大谷 たかまさ

大谷 たかまさ

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肩書 元消防士
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