2025/11/22
福井市に住んでいる人なら、一度は必ずお世話になっているショッピングシティ・ベル。
「花堂といえばベル」「南部のランドマーク」と言っていいほど、生活に溶け込んでいますよね。
でも意外と、
「ベルっていつできたの?」
「昔はどんな施設だったの?」
…と聞かれると、答えられない人も多いはず。
今回は、そんな“当たり前すぎて逆に知らない”ベルの歴史を、ブログ向けにやわらかく深掘りします。
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■ 1980年誕生。福井に“郊外ショッピング”の時代が来た
ベルが開業したのは 1980年(昭和55年)。
今でこそ「ショッピングセンター=郊外」が当たり前ですが、当時は福井でもまだ新しいスタイルでした。
福井市の南側は住宅地が広がり始めていた時期で、
「生活の中心をまとめてサポートする大型商業拠点」を目指して誕生したのがベル。
核店舗はもちろん平和堂。
後の「アル・プラザ ベル」の前身です。
つまりベルは、
“新しい暮らし方を提案する実験場”
みたいな位置づけだったんですね。
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■ 開業当初のベル:買い物・娯楽・食事が全部そろう「休日の行き先」
昔のベルを知る人はよく、
「なんでもそろってた」
「家族で行く“おでかけ先”だった」
と言います。
その理由はシンプルで…
食料品
衣料品
生活雑貨
レストラン街
カルチャー教室
そしてなんと娯楽施設(ボウリング場)
まであったから。
今よりも“ショッピングモール=娯楽”色が強かった時代。
ベルはその中心だったわけです。
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■ 2000年代の大変化。ベルは「生活密着型」へ方向転換する
2000年代に入ると、福井周辺でも大型モールが次々登場。
ECも伸びはじめ、「モノが買えればいい」時代ではなくなります。
そこでベルが選んだのが、
“地域密着型”へのシフト。
2005年前後の大規模リニューアルでは、
テナントの入れ替え
売り場配置の見直し
イベントスペースや地域サービスの強化
など、「日常で使いやすいベル」へ方向転換していきます。
このあたりから、
“地元の暮らしとセットの商業施設”
としての現在のベルに近づいていった感じですね。
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■ ベルは「コミュニティのハブ」でもある
ベルの魅力は“買い物だけじゃない”ところ。
ベルカルチャーサロン
展示会・イベント
子育て向けの催し
季節イベント
など、地域コミュニティの“受け皿”としての役割も大きいんです。
特に福井市南部には大規模な公共施設が多くないため、
ベルの持つ「みんなが気軽に集まれる空間」という価値は、実はものすごく大きい。
“暮らしの延長としてのショッピングセンター”
という、今の時代に求められる方向性を早くからやっていたとも言えます。
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■ 「ベルカード終了」など、時代に合わせて地味に変わっている
長く通っていると気付きにくいですが、ベルは細かな進化を続けています。
たとえば2021年にはベル独自のポイントカード(ベルカード)が終了。
これも、キャッシュレス化・ポイント統合の流れに合わせたもの。
また周年イベントは毎年継続していて、
2025年には開業45周年を迎えました。
地味ながら、こうした“続ける努力”がベルの強さなんですよね。
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■ 今後のベルはどうなる?(個人的予想)
いまの小売トレンド的には、ベルが進む可能性があるのはこんな方向。
体験型テナントの強化(ワークショップ、サービス系)
地域向けイベントの増加
シニアサービスや防災拠点としての機能強化
ポップアップスペースで地元事業者とコラボ
すでに地域密着の色が強いベルなので、
そのあたりがますます強化されていきそうですね。
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■ まとめ:ベルは「ただの商業施設」じゃない
福井市民にとってベルは、
生活の中心
週末の行き先
ちょっとした集まりの場所
地域コミュニティのハブ
という、多面的な役割を果たしてきた存在です。
開業から40年以上がたっても、
“使われ続けている”という事実こそが、ベルの価値を物語っています。
これからも福井市南部の暮らしを映す鏡として、
ベルは静かに、でも確実に地域とともに歩んでいくのでしょう。
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ホーム>政党・政治家>大谷 たかまさ (オオタニ タカマサ)>【福井ローカル探訪】ショッピングシティ・ベルの歴史を深掘りしてみた