2025/11/21
福井市の人口は、ここ20年以上にわたり緩やかな減少傾向が続いています。
本記事では、福井市の人口推移の歴史、現在の状況、将来予測、そして人口減少に対応する取り組みを、最新データをもとにわかりやすく解説します。
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■ 福井市の人口はどう変化してきた?
福井市の人口は、2000年前後をピークとして減少に転じています。
● 2000年代~現在までの推移
2000年前後: 約26万9千人
2010年: 約26万6千人
2020年: 約26万2千人
2025年前後: 約24万8千人(住基台帳ベース)
年間数百〜千人単位での減少が続いており、長期的に見ると右肩下がりのトレンドがはっきりと表れています。
特にここ数年は、生まれる子どもより亡くなる人が多い「自然減」が加速し、若い世代の県外流出も減少幅を広げる要因となっています。
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■ 将来の人口はどうなる?──2050年の福井市は約19万人へ
将来推計人口では、福井市の人口はさらに縮小していく見通しです。
2025年:約24.7万人
2050年:約19.7万人
2050年には、ピーク期(2000年頃)と比べると 約7万人減少 する計算になります。
特に15〜39歳の若年層が大きく減るため、地域経済・医療福祉・教育などの社会基盤に影響が及ぶことが予測されています。
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■ 福井市の人口が減っている理由
福井市の人口減少の背景には、全国的な傾向とも重なる複数の要因があります。
● ① 少子化・高齢化の進行
全国的に出生率は低下し続けており、福井市でも出生数は年々減少。
高齢者人口の増加により、死亡数が出生数を大きく上回る構造が続いています。
● ② 若年層の流出
高校卒業後の進学・就職で県外へ移るケースが多く、その後に福井へ戻る人の割合が減少傾向。
特に都市部への一極集中が進む中で、地方都市が抱える典型的な課題と言えます。
● ③ 世帯人数の減少
核家族化や単身世帯の増加により、世帯数は増えても人口は減るという現象が起きています。
福井県全体でも同様の傾向が確認されており、地域コミュニティの形にも変化が見られます。
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■ 人口減少に対して、福井市が進めている取り組み
福井市では、人口減少に真正面から向き合うため、以下のような戦略を掲げています。
● ① 「人口ビジョン」と「総合戦略」による持続可能な都市づくり
国の「まち・ひと・しごと創生」に合わせ、福井市は独自の人口ビジョンを策定。
住みたい・住み続けたいと思える都市を目指し、子育て支援、移住促進、雇用創出など多面的に取り組んでいます。
● ② デジタル技術を活用した“都市のスマート化”
・行政手続きのオンライン化
・公共交通や防災のデジタル活用
・若い世代の働き方を広げるテレワーク環境整備
など、利便性向上と都市価値の向上をめざした施策が進められています。
● ③ まちなか居住の促進
中心市街地への居住人口拡大を目標に、生活利便施設の充実や住宅整備、交通インフラの改善などを推進。
人口が減っても「暮らしやすい密度」を維持し、都市のにぎわいを保つ狙いがあります。
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■ まとめ:福井市の人口課題は「これから20年」が勝負
福井市の人口は、2000年代以降ゆるやかな減少が続いており、将来的にはさらに縮小する見通しです。
しかし、人口減少は避けられない一方で、
“暮らしやすさ”をどれだけ維持・向上できるか が、福井市にとって最大のテーマになります。
子育て世代が選ぶまち
移住して住みたくなるまち
高齢者も安心して暮らせるまち
こうした価値を積み重ねることが、人口減少時代の地方都市に求められています。
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