2026/4/20
こんにちは、自由民主党所属、町田市議会議員の小沢タケルです。

今日は、町田市民の皆さまの暮らしに直結する、大切なお話です。
それは特殊詐欺への注意についてです。
「自分は大丈夫」
「うちの家族は引っかからない」
そう思いたい気持ちは、よく分かります。ですが、詐欺の犯人は、こちらの油断や善意、不安や焦りに入り込んできます。しかも最近は、昔ながらの“オレオレ詐欺”のイメージだけでは追いつかないほど、手口が巧妙になっています。警察官を名乗る、ビデオ通話を使う、偽の警察手帳を見せる。まるでドラマの小道具まで持ち出してくるような話ですが、実際に起きているのです。 Source
町田市の公表によると、2025年に市内で発生した特殊詐欺の被害額は約8億5,000万円。しかも過去最大です。これは、決して「誰か別の人の話」ではありません。町田の暮らしを守る、防犯の足元を見直す必要がある。私はそう強く感じています。 Source
いま町田市内で特に多いのが、警察官を騙るオレオレ詐欺です。市の情報では、2025年の特殊詐欺被害のうち、警察官騙りの手口が全体の**約40%**を占めているとされています。つまり、特殊詐欺のなかでも、いま最優先で警戒すべき手口の一つだということです。 Source
その手口は、こうです。
犯人は警察官を名乗り、「あなた名義の口座がマネーロンダリング事件に関わっている」「口座のお金を調べる必要がある」などと言って、不安をあおります。そして、メッセージアプリのビデオ通話に誘導し、偽の警察手帳や偽の逮捕状を見せて信用させたうえで、指定口座に送金させる。落ち着いて聞けばおかしいのですが、いざ自分に電話が来ると、人は意外と冷静ではいられません。そこを狙ってくるわけです。 Source
ここで、はっきり申し上げます。
警察官が捜査名目で送金を求めることはありません。
警察官がメッセージアプリやビデオ通話で連絡することもありません。
この2つは、ぜひ覚えてください。ここを知っているだけでも、防げる被害があります。 Source
特殊詐欺というと、「高齢者が狙われるもの」という印象をお持ちの方も多いと思います。もちろん、高齢者を狙った卑劣な犯罪には、引き続き厳しい警戒が必要です。ですが今回、町田市が注意喚起しているなかで見逃せないのは、警察官騙りでは65歳未満、特に20代・30代の被害が急増しているという点です。 Source
スマートフォンを日常的に使う世代、ネットバンキングに慣れている世代、SNSやアプリの操作に抵抗がない世代。そうした人たちも、今や十分に狙われています。
「若いから大丈夫」ではなく、むしろ「操作に慣れているからこそ、巧妙に誘導されやすい」面もある。これは、時代に合わせて防犯意識も更新しなければならない、ということだと思います。
防犯は、年齢の話ではありません。
暮らしの話です。家庭の話です。地域の話です。
だからこそ、町田市民みんなで気をつける必要があります。
もう一つ、引き続き注意が必要なのが、親族を名乗るオレオレ詐欺です。町田市の紹介では、医師を名乗る人物から「息子さんが病院に来ています」と連絡があり、その後、息子を名乗る人物から「喉の調子がおかしくて声が変わった」「仕事でお金が必要になった」「上司が取りに行く」などと電話があり、現金を渡してしまった事例が示されています。 Source
この手口の厄介なところは、家族を思う気持ちにつけ込むところです。
心配しているとき、人は判断を急ぎます。
急がせる、焦らせる、誰にも相談させない。これは詐欺の定番です。逆に言えば、急かされたら一度止まる。これが大事です。
「携帯番号が変わった」
「声がおかしい」
「すぐにお金が必要」
この3つがそろったら、まず疑ってください。
そして、以前から知っている本人の番号に、自分からかけ直す。これが基本です。 Source
ここで大事なのは、「詐欺対策」と聞いて身構えすぎないことです。
何か大がかりなことをしなくても、今日からできる対策はあります。
町田市が呼びかけている基本は、とても明快です。
まず、犯人と会話をしないこと。特殊詐欺は、犯人の話を聞き続けることで、だんだん相手のペースに引き込まれていきます。裏を返せば、会話を切れば、被害を防げる可能性はぐっと高まります。 Source
次に、心当たりのない国際電話には出ないことです。町田市によると、犯人からの電話は「+1」「+44」などから始まる国際電話であることが多いとされています。知らない番号には出ない。見慣れない国際番号なら、なおさら慎重に。シンプルですが、非常に有効です。 Source
さらに、在宅中でも留守番電話に設定して、相手や要件を確認してから折り返す。電話、メール、SNSでお金の話が出たら、まず詐欺を疑う。ナンバーディスプレイを確認し、知らない番号にはすぐ出ない。こうした基本動作の積み重ねが、被害を遠ざけます。 Source
難しい防犯より、続けられる防犯。
私は、これがいちばん強いと思っています。
スマートフォンをお使いの方は、警視庁の防犯アプリ「デジポリス」の国際電話番号ブロック機能を活用する方法があります。普段の生活のなかで、できる備えを一つ増やしておく。それだけでも意味があります。 Source
固定電話をお使いの方については、「国際電話不取扱受付センター」で国際電話の着信制限を申し込む方法があります。国際電話を日常的に使わない方であれば、こうした仕組みはかなり有効です。とくに高齢のご家族が固定電話を使っている場合には、一度確認してみる価値があります。 Source
“出ない”
“信じすぎない”
“自分で確認する”
この3つだけでも、防犯力はだいぶ変わります。
親族騙りへの対策として、町田市は、家族間でしか分からない質問をすることや、合言葉を決めておくことも有効だと案内しています。日頃から子どもや孫、両親、祖父母と連絡を取り合っておくと、詐欺の電話が来たときに「いつもの声と違う」「話し方が不自然だ」と気づきやすくなります。 Source
これは、防災にも少し似ています。
何かが起きてから慌てるのではなく、何もないときに準備しておく。
平時のひと手間が、有事の安心につながる。そういうことだと思います。
ご家庭のなかで、
「もし急にお金の話が出たら、必ず一回切る」
「合言葉を決めておく」
「家族以外にはすぐ渡さない」
そんなルールを一つ決めるだけでも、被害防止につながります。
特殊詐欺は、警察官騙りや親族騙りだけではありません。町田市では、ほかにも還付金詐欺や架空料金請求詐欺への注意を呼びかけています。還付金詐欺では、市役所などの職員を名乗ってATMを操作させ、被害者の口座から犯人の口座に送金させます。架空料金請求詐欺では、「未払い料金を支払わないと裁判になる」といった文言をメールやSNSで送り、不安をあおって金銭をだまし取ります。 Source
相手が「警察」「役所」「裁判所」など、もっともらしい名前を出してくると、つい本当らしく感じてしまいます。ですが、肩書きで信じず、内容で判断することが大切です。
雰囲気に押されず、事実を確認する。
これは詐欺対策だけでなく、日々の暮らしでも大切な姿勢かもしれません。
町田市では、防犯動画「みんな de まな防犯!」の第5弾として、オレオレ詐欺『警察官騙り』編を公開しています。文章だけではイメージしにくいという方には、動画で手口や対策を確認できるので、とても分かりやすい内容です。 Source
関連情報も、ぜひご確認ください。
町田市防犯動画「みんな de まな防犯!」
警視庁 特殊詐欺に注意
町田市メール配信サービス
特殊詐欺は、決して他人事ではありません。
そして、もう高齢者だけの問題でもありません。
だからこそ私は、町田市議会議員として、地域の現場に近い立場から、こうした注意喚起をしっかりお伝えしていきたいと思っています。
防犯は、派手ではありません。
でも、暮らしを守る土台です。
道路や公園、子育て支援や高齢者福祉と同じように、安心して暮らせる地域をつくるための、欠かせない公共のテーマです。
ぜひ、ご家族で話題にしてください。
ご近所でも共有してください。
そして、
「知らない番号には出ない」
「お金の話が出たら一度切る」
「本人確認は自分から取り直す」
この3つを、町田の地域の合言葉のように広げていけたらと思います。
地道な備えは、地味ですが強い。
町田の安心は、そうした一つ一つの積み重ねで守られていく。
私はこれからも、町田市民の皆さまの暮らしに寄り添い、安心につながる情報を、分かりやすく、率直にお届けしてまいります。
参考動画
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