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町田市の課題:高齢化と介護問題【詳細版】 超高齢社会・町田の現実を考える

2026/1/6

町田市の課題:高齢化と介護問題【詳細版】

超高齢社会・町田の現実を考える

こんにちは、小沢タケルです。

今回は高齢化と介護問題について、町田市の現状を詳しく調べました。この問題は、今を生きる高齢者だけでなく、私たち全員の将来に関わる重要なテーマです。長文になりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。


小沢 タケル

小沢 タケル

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第1章:町田市の高齢化の実態

町田市の人口は、2024年12月時点で約43万2千人です。東京都心に近く、交通の便も良い町田市ですが、日本全体の流れと同様に、確実に高齢化が進んでいます。まちだ未来づくりビジョン2040によれば、2040年には総人口が約40万人まで減少すると予測されています。つまり、これから約15年で3万人もの人口が減るということです。

この人口減少は単純な数字の問題ではありません。減少するのは主に若い世代であり、一方で高齢者の数は増え続けるのです。これは「人口減少」と「高齢化」という二つの大きな波が同時に押し寄せるということを意味しています。

若い世代が減れば、働く人が減り、税金を納める人も減ります。一方で高齢者が増えれば、医療や介護にかかる費用は増大します。この二つが同時に起こることで、市の財政は大きな圧迫を受けることになります。また、地域社会においても、商店街の担い手が減り、町内会の活動を支える人材も不足していくことが予想されます。

出典: 東京都総務局統計部「東京都の人口(推計)」、まちだ未来づくりビジョン2040


第2章:独居高齢者が直面する深刻な問題

高齢化の中でも特に深刻なのが、一人暮らしの高齢者の増加です。配偶者に先立たれたり、子どもが遠方に住んでいたりする理由で、一人で生活する高齢者が年々増えています。

一人暮らしの高齢者が最も恐れているのは、誰にも気づかれずに亡くなってしまう「孤独死」です。実際に、自宅で倒れても誰も気づかず、発見が数日後になってしまうケースは全国で増加しています。孤独死は本人にとって不幸なだけでなく、発見した家族や近隣住民にも大きな精神的ショックを与えます。

また、急に体調が悪くなったり、転倒して動けなくなったりした時に、すぐに助けを呼べないという問題もあります。固定電話まで這って行く体力もなく、携帯電話も手の届かない場所にあったら、命に関わる事態になりかねません。特に、これから冬の時期はヒートショックによる浴室での事故も心配です。

さらに深刻なのは、日常的な孤独感です。一日中誰とも話さない、テレビだけが話し相手という生活が続けば、心の健康にも影響が出ます。認知症は社会的な刺激が少ないことで進行が早まると言われていますが、独居高齢者はまさにその環境に置かれているのです。そして、判断力が低下した高齢者は、振り込め詐欺などの犯罪のターゲットにもなりやすいのです。


第3章:買物や移動の困難さ

高齢になると、日常生活で当たり前だったことが次第に困難になっていきます。その代表的なものが買物です。

近所にあったスーパーマーケットが閉店してしまい、買物をするには電車やバスに乗って遠くまで行かなければならない。車の運転免許を返納したため、気軽に買物に行けなくなった。重い荷物を持って坂道を上るのが体力的につらい。バス停まで歩くだけでも一苦労で、バスに乗っても立っているのが不安定で怖い。こうした問題は、町田市内でも特に坂の多い地域や、公共交通機関から離れた地域で深刻です。

買物ができないということは、単に不便というだけではありません。新鮮な野菜や果物が手に入らず、栄養バランスの偏った食事になってしまう。外出する機会が減り、運動不足になる。人と会う機会も減り、社会的に孤立していく。こうして、買物の困難さは健康状態の悪化や生活の質の低下に直結していくのです。

町田市は2024年12月から、市内26か所で移動販売を開始しました。民間企業や町内会と連携し、食料品や日用品を販売するとともに、見守り機能も兼ねた取り組みです。これは素晴らしい第一歩だと思います。

出典: 令和7年度(2025年度)施政方針


第4章:医療と通院の負担

高齢になれば、誰しも病院に通う機会が増えます。高血圧、糖尿病、心臓病など、複数の慢性疾患を抱え、いくつもの病院に通っている方も少なくありません。

しかし、病院に通うことそのものが大きな負担になっています。家から病院までの移動手段がない。タクシーを使えば往復で数千円かかり、年金生活では大きな出費になる。複数の病院を回らなければならず、一日がかりになってしまう。病院では長い待ち時間があり、高齢者にとっては体力的に非常につらい。そして、複数の病院から処方された薬の管理が複雑で、飲み間違えや飲み忘れが起こりやすい。

在宅医療という選択肢もありますが、まだまだ普及しているとは言えません。医師が自宅まで来てくれる訪問診療、看護師が来てくれる訪問看護、これらのサービスが十分に整備され、誰もが利用できるようになることが必要です。


第5章:介護人材不足という最大の壁

高齢化が進む中で、介護サービスの需要は増え続けています。しかし、それを支える介護人材が決定的に不足しているのです。これは全国的な問題であり、町田市も例外ではありません。

なぜ介護人材が不足しているのか。最も大きな理由は給与水準の低さです。介護職員の平均給与は月額28万円前後と言われており、全産業の平均と比べて低い水準にあります。特に東京では物価や家賃が高いため、この給与では生活が苦しいという声が多く聞かれます。しかも、経験を積んでも昇給の幅が限られており、将来への希望が持ちにくいのです。

給与の問題だけではありません。介護の仕事は非常に重労働です。入浴介助では高齢者の体を支えなければならず、腰や膝に大きな負担がかかります。ベッドから車椅子への移乗介助も同様です。多くの介護職員が腰痛に悩まされ、それが原因で仕事を続けられなくなる人もいます。

精神的な負担も大きいのです。認知症の方への対応には専門的な知識と技術、そして忍耐が必要です。時には暴言を浴びせられたり、暴力を受けたりすることもあります。夜勤では少ない人数で多くの利用者を見守らなければならず、常に緊張状態が続きます。

こうした理由から、介護職の離職率は高く、せっかく育てた人材が辞めていってしまいます。新しい人を採用しようとしても、応募者が集まりません。その結果、施設を作っても職員が足りず定員を埋められない、既存の施設も人手不足で新規の入所者を受け入れられない、という状況が生まれています。


第6章:家族介護者の苦しみ

介護が必要になった時、多くの人は施設ではなく自宅での介護を選びます。あるいは選ばざるを得ません。施設に入りたくても空きがない、経済的に施設の費用を払えない、本人が自宅を離れたがらない。様々な理由で、家族が介護を担うことになります。

しかし、家族による介護は想像以上に大変です。まず、仕事との両立が困難になります。毎年全国で約10万人が介護のために仕事を辞めていると言われています。フルタイムで働きながら介護をするのは物理的に不可能で、時短勤務にしたり、パートに切り替えたり、最終的には退職を選ぶしかなくなります。これを「介護離職」と呼びます。

介護離職は経済的な問題を引き起こします。収入が減る、あるいは無くなる一方で、介護にかかる費用は発生し続けます。おむつ代、医療費、介護用品、場合によっては住宅改修費用。貯金を切り崩しながらの生活になり、将来への不安は募るばかりです。

特に深刻なのは、育児と介護が同時期に重なる「ダブルケア」の問題です。小さな子どもの育児をしながら、親の介護もしなければならない。これは主に40代から50代の、特に女性に集中しています。心身ともに疲弊し、追い詰められていきます。

高齢者が高齢者を介護する「老老介護」も増えています。80代の妻が80代の夫を介護する、70代の息子が90代の母を介護する。介護する側も体力が衰え、持病を抱えているかもしれません。共倒れになるリスクは常にあります。

そして、介護をする家族は孤立しがちです。介護に追われて外出する時間がなく、友人と会うこともできない。誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまう。こうして精神的に追い詰められていくのです。


第7章:町田市が既に取り組んでいること

こうした深刻な問題に対して、町田市も様々な施策を進めています。

2025年4月には、「まちだ福祉〇ごとサポートセンター」が市内全域、5か所に設置されます。これは町田地域、南地域、鶴川地域、忠生地域、小山地域のそれぞれに設けられる相談窓口です。このセンターの重要な特徴は、複合的な困りごとを抱える方や、既存の制度では支援を受けられない「制度の狭間」にいる方にも対応するという点です。

従来の福祉の仕組みでは、高齢者は高齢者福祉、障がい者障がい者福祉と、縦割りで分かれていました。しかし実際の生活では、一つの家庭が複数の問題を同時に抱えていることが多いのです。このサポートセンターは、一元的に相談を受け止め、適切な支援機関につないでいく役割を果たします。

また、買物支援として2024年12月から始まった移動販売も、重要な取り組みです。市内26か所で、民間企業や町内会と連携しながら、食料品や日用品を販売しています。この移動販売は単なる買物支援だけでなく、地域の方々が集まって交流する機会にもなっています。そして、定期的に訪問することで、高齢者の様子を確認し、異変があれば関係機関に連絡するという見守り機能も果たしているのです。

防災の面では、個別避難計画の作成が進められています。これは、災害時に自力での避難が困難な方一人ひとりについて、どのように避難するか、誰が支援するかを事前に決めておくものです。現在、鶴川地区をモデル地区として作成が進められており、2025年度には地域全体で計画を作っていく予定です。

さらに、将来を見据えた施設整備も進んでいます。木曽山崎地区には「(仮称)町田木曽山崎パラアリーナ」が計画されており、2025年度に基本設計と実施設計が行われ、2028年度のオープンを目指しています。この施設は、障がいの有無等にかかわらず誰もが安全・安心に利用できるユニバーサルデザインを取り入れた、インクルーシブな施設として整備される予定です。

出典令和7年度(2025年度)施政方針


第8章:立候補予定者として学んでいること

※以下は、立候補予定者としての現時点での「考え」や「学び」です。当選を約束するものではなく、実際の政策決定権限もありません。

私は町田市の高齢化と介護の問題について調べる中で、多くのことを学んでいます。

まず、見守り体制の重要性です。独居高齢者の孤独死を防ぐため、様々な見守りの方法があることを知りました。IoT技術を活用したシステム、地域のネットワーク、民間企業との連携など、複数の方法を組み合わせることが効果的だと学んでいます。

移動支援についても、移動販売の拡大、タクシー利用券、コミュニティバスなど、様々な選択肢があることを研究しています。

家族介護者への支援も重要だと感じています。介護者向けの相談窓口、レスパイトケア、介護者同士の交流の場など、介護者を孤立させない仕組みが必要だと考えています。

介護人材の確保については、待遇改善、働きやすい環境づくり、キャリアパスの明確化など、根本的な対策が必要だと学んでいます。

地域包括ケア、介護予防、認知症対策など、学ぶべきことはまだたくさんあります。他の自治体の成功事例も研究しながら、町田市に合った方法を考え続けています。

ただし、これらを実現するには相当な予算が必要であり、財源の確保は簡単ではないことも理解しています。国や都の補助金の活用、民間企業との連携、優先順位を付けた段階的な実施など、現実的なアプローチが必要だと考えています。

もし市議会議員として活動する機会をいただけたら、現場の声に耳を傾け、専門家とも相談しながら、実現可能な政策を一緒に作っていきたいと思っています。


第9章:皆さんの声を聞かせてください

ここまで長々と書いてきましたが、私一人で考えられることには限界があります。現場で実際に困っている方々、支援をしている方々の生の声が、何よりも大切です。

高齢者の方に伺いたいのです。一人暮らしで不安を感じることはありますか。買物や通院で困っていることはありませんか。地域の中で孤立していると感じることはありますか。

介護をしている方にも聞きたいのです。仕事と介護の両立で、どんなことに困っていますか。誰にも相談できずに一人で抱え込んでいませんか。

介護の仕事をしている方にも伺いたいです。職場環境で改善してほしいことは何ですか。介護の仕事にやりがいを感じている部分は何ですか。

そして、まだ介護に直面していない若い世代の方にも聞きたいのです。将来、自分の親の介護について不安はありますか。

どんな小さなことでも構いません。コメント欄でも、SNSでも、どうか皆さんの声を聞かせてください。その声が、町田の課題を理解する上で最も大切な情報源になります。


終章:高齢になっても安心して暮らせる町田を目指して

高齢化は避けられない現実です。でも、それを悲観的に捉える必要はありません。高齢になっても、誰もが安心して、尊厳を持って暮らせる町田を作ることはできるはずです。

そのためには、孤立させない見守り体制が必要です。困った時には適切な支援を受けられる仕組みが必要です。介護する人も支えられる体制が必要です。そして、元気な高齢者が活躍できる場が必要です。

一つひとつの課題は大きく、簡単に解決できるものではありません。でも、諦めるわけにはいきません。なぜなら、これは今の高齢者だけの問題ではないからです。私たちも、いずれは必ず高齢者になります。今、高齢者が直面している問題は、そのまま私たちの将来の問題なのです。

私は立候補予定者として、まだまだ勉強中の身です。完璧な答えを持っているわけでは全くありません。でも、現場の声に耳を傾け、データに基づいて考え、専門家の知恵も借りながら、学び続けることを約束します。

嘘をつかず、分からないことは「分からない」と正直に言い、学んだことを共有していく。そんな誠実な姿勢を大切にしたいと思っています。

長文を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。


小沢タケル
2026年町田市議会議員選挙立候補予定

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参考資料(すべて公式データ)

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小沢 タケル

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肩書 株式会社サクセスマネジメント・代表取締役・自民党町田総支部青年部副部長・明治安田生命保険相互会社保険代理店・防火防災管理者・上根囃子連・白山囃子連・町田市消防団 第4分団第8部・ 町田市農業研修16期生
党派・会派 自由民主党
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