2026/8/5
【日野小学校の今後】
中野市では、児童数の減少が続く日野小学校について、令和10年度(2028年度)を目安に、中野小学校へ統合し、日野小学校の子どもたちが中野小学校へ編入する方向性が示されています。
ただし、現時点では最終決定ではありません。8月19日に予定されている中野市総合教育会議で、今後の方針が協議される予定です。
市の推計では、日野小学校の児童数は令和9年度の53人から、令和14年度には34人まで減少する見込みです。
令和8年3月に行われた保護者アンケートでは、回答した20人のうち11人が「中野小学校と統合する」と回答しました。また、統合すると回答した方に時期を尋ねた設問では、「令和10年度」が13人で最も多くなっています。
少人数の学校には、先生の目が届きやすく、学年を越えたつながりが生まれやすいという良さがあります。一方で、多様な人間関係や考え方に触れる機会、集団で行う学習や活動の選択肢が限られることも考えられます。
しかし、数字だけを見て学校のあり方を決めることはできません。
学校は、子どもたちが毎日を過ごす生活の場です。だからこそ、現場の声、保護者の声、そして地域の声が、これからの具体的な準備にしっかりと生かされていくことが大切です。
① 現場と地域の声が生かされるか
日野小学校と中野小学校の教職員、保護者、地域の皆さん、そして何より子どもたちの声を丁寧に聞き、準備や支援に反映していく必要があります。説明して終わりではなく、実際の準備が進む中でも対話を続けることが重要です。
② 猛暑の中でも安全に登校できるか
近年は、朝から気温が高い日が続いています。通学距離が長くなる子どもたちについて、暑さの中を歩かせることが本当に安全なのか、スクールバスの運行や乗降場所、冬の雪道も含めて具体的に検討しなければなりません。保護者の送迎負担にも目を向ける必要があります。
③ 編入後、子どもたちが安心して過ごせるか
新しい友達や先生、学校生活、学習環境に慣れるまでの時間は、一人ひとり違います。事前の交流や学校見学、相談できる体制、心のケアを整え、「編入して終わり」にしないことが大切です。放課後児童クラブの利用や送迎など、放課後の生活まで含めて考える必要があります。
学校を統合すること自体が目的ではありません。
編入後の子どもたちが、新しい環境の中で安心して友達をつくり、自分らしく学び、「この学校に来てよかった」と思えるようにすることが目的であるべきです。
また、これまで日野小学校で育まれてきた地域とのつながりや、ふるさとへの思いを、新しい学校生活の中でどのように引き継いでいくのかも大切な視点です。
今回のことは、日野地区だけの問題ではありません。少子化が進む中、学校のあり方は中野市全体の子どもたちと子育て世代に関わる課題です。
【阿部一真の考え】
私は市議会議員として、結論だけを見るのではなく、現場や地域の声が継続して生かされているか、通学の安全が守られるか、そして編入後の子どもたちが安心して成長できているかを、今後もしっかり見ていきます。
学校が変わっても、子どもの安心は変えない。
「こどもファースト、中野。」
心配していることや、市に確認してほしいことがありましたら、ぜひ皆さんの声をお聞かせください。
中野市議会議員
阿部一真
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