2025/11/17
11/16日に限定公開された桜生史跡公園にある 円山古墳 と 甲山古墳 を見学してきました。どちらも6世紀前後につくられた貴重な古墳で、現地で見るだけでも十分に迫力があります。今回は、野洲市教育委員会の方が案内してくださり、その説明のおかげで、史跡の背景がぐっと立体的に感じられる見学になりました。
直径28mの円山古墳では、
銀製耳飾やガラス玉、大刀や鉄鎖など、豪華な副葬品がまとまって出土していることから、
当時の豪族の存在感を丁寧に教えていただきました。
剥ぎ抜き式石棺と組合式石棺という、2種類の石棺が確認された点についても、
図を見ながら分かりやすく説明してくださり、
「なぜこの古墳だけ特徴的なのか」を深く知ることができました。
見学で特に印象に残ったのは、甲山古墳にまつわる裏話でした。
現在は保存・整備が進んでいますが、
教育委員会の方によると、整備される前の甲山古墳は、
なんと 地元の少年たちの遊び場 だったそうです。
盗掘のためにわずかに開けられた隙間が、
子どもがぎりぎり入れるくらいのスペースになっていて、
実際に子どもたちが入り込んで探検した“痕跡”も残っていたとのこと。
そしてその証拠に——
驚くことに石室の内側には 「田中」「吉川」 と、人名が書かれていました。
いまではもちろん貴重な文化財ですが、
かつては“地域の子どもたちの冒険の場所”でもあったという事実に、
思わず笑ってしまうような、温かい気持ちになるエピソードでした。
こうした教科書に載らない歴史の端っこを教えていただけるのも、
現場を長年見てこられた教育委員会の皆さまならではだと感じます。
円山古墳の構造や副葬品の話から、
甲山古墳の整備前の裏話まで——
時間を惜しまず、分かりやすく案内してくださったおかげで、
「古墳を見る」だけでなく、「古墳を知る」1日になりました。
現地での説明があると、見える世界が本当に違います。
改めて、丁寧に案内してくださった教育委員会の皆さまに感謝申し上げます。
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ホーム>政党・政治家>田中 りょう (タナカ リョウ)>6世紀の遺跡に“手書きネーム”!? 野洲の甲山古墳で起きた珍事件