2026/4/29
【バルサアカデミー問題で見えた「決め方」の課題】
昨日、バルサアカデミー葛飾校に関する第三者調査報告書を受けて、葛飾区議会で全員協議会が開かれました。
区から報告と説明があり、各議員からも多くの質問・意見が出されました。
【簡単な時系列】
2015年4月 バルサアカデミー葛飾校が開校
その後 運営法人が営利企業に事業譲渡(区への報告が不十分だったことが問題に)
2024〜25年 議会で疑義が出され、区が調査を進める
2025年度 第三者調査委員会を設置
2026年4月7日 調査報告書を公表
2026年4月28日 報告を受けた区議会全員協議会を開催
【「どう決まったのか」が見えにくい】
協議会で特に気になったのは、肝心な場面で「記録が確認できない」「経緯がはっきりしない」という答えが少なくなかったことです。
誰が、いつ、どの情報をもとに、どのように判断したのか――そのプロセスが後からたどれない場面があることは、区のガバナンス上の大きな課題だと感じました。
結果だけでなく、「どう決まったのか」を説明できるようにすること。
そのためにも、重要な判断については、関係者・検討内容・理由をきちんと記録に残し、区民や議会が後から検証できるようにする仕組みが必要です。
【モニタリングと「誰が決めるのか」】
区と関わる団体の公益性を確認するために、モニタリング制度を活用するという説明もありました。
方向性としては重要ですが、「どのレベルで判断するのか」「公益性を損なうと判断したとき、誰が責任を持って決裁するのか」が曖昧なままでは、実効性が担保されません。
情報を集めるだけでなく、その情報をもとに
どこまで上げるのか
どの段階で止めるのか
その責任は誰が負うのか
を、あらかじめ明確にしておくことが欠かせません。
【一件で終わらせず、区政全体の見直しへ】
バルサアカデミー葛飾校の問題は、特定のスクールだけの話ではありません。
公的な施設・財源をどう使い、どの団体とどう付き合うのかという、区政全体の「決め方」の問題でもあります。
今回の第三者調査報告と全員協議会での議論を、一件落着の材料にするのではなく、
意思決定過程の見える化
モニタリングと責任のルールづくり
につなげていくことが大事だと考えています。
議会の一員として、今後も継続してチェックと提案を行っていきます。
#葛飾区
#葛飾区議会
#区政報告
#バルサアカデミー葛飾校
#第三者委員会
#ガバナンス
#情報公開
#意思決定の見える化
#モニタリング制度
#子どものスポーツ

この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>土田 あきら (ツチダ アキラ)>【葛飾区 バルサアカデミー問題で見えた「決め方」の課題】