2026/4/27
【行政視察報告】
和歌山県和歌山市における「駅前広場の再整備」とまちなか再生について
和歌山県和歌山市へ行政視察に赴き、駅前広場の再整備を起点とした中心市街地の活性化およびまちなか再生の取り組みについて調査しました。
■ 視察先の概要
和歌山市は、人口約34万人、面積約208平方キロメートルの中核市です。大阪市の中心部から電車で約1時間、関西国際空港から約40分という高い交通利便性を有しています。
つくば市とは異なり人口減少の課題を抱えていますが、それを背景に都市計画制度を用いたまちづくりを推進しています。単なる「点」としての駅前整備にとどまらず、まちなか全体を一つの「ストーリー」として捉えた面的な都市再生に力を入れているのが特徴です。
■ 最大の特徴:駅前再整備を起点とした面的なまちづくりと官民連携
本視察の最大の焦点は、駅前広場の再開発(市街地再開発事業)を中心市街地全体の活性化へと波及させる多角的なアプローチです。
・都市計画と連動した面的整備:駅前広場の整備単体で終わらせず、まち全体のストーリーを見据えた都市計画制度の活用が行われています。
・遊休不動産の活用と官民連携:公有不動産や民間が所有する遊休不動産を活用し、民間支援を交えながらまちなか再生の取り組みを推進しています。
・ウォーカブルなまちづくりとアートの展開:人々が歩いて楽しめる「ウォーカブルな空間づくり」や、まちにアートを取り入れることで、ハード面の整備による波及効果を最大限に引き出す工夫がなされています。
■ つくば市への示唆と今後の展望
本市は、つくばエクスプレス開業(2005年)以降、沿線の開発に伴い全国有数の人口増加率を誇り、2035年頃まで成長が見込まれています。一方で、市内の4駅において開発の時間差が生じており、既存の中心部であるつくば駅周辺のまちづくりについては喫緊の課題となっています。
和歌山市における「駅前単体ではなく、まちなか全体のストーリーを描く面的手法」や、「官民連携による遊休不動産の活用」、「ウォーカブルな空間づくり」の事例は、本市の中心市街地の再構築において極めて示唆に富むものでした。今回得られた知見を、今後の本市における既存中心部の魅力向上や、時代に合わせた駅前空間の再整備に向けた大きなヒントとして活かしていきます。
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