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AIはどう「考えて」いるのか? 〜ベクトル空間で学ぶ“言葉の科学”〜 #糸満市議会議員

2025/10/29

こんにちは。

最近、生成AIという言葉をよく耳にするようになっているかと思います。

私自身、よく利用しています。

文章を整えたり、画像を作ったり、動画や歌を作成したりと、まるで多才な人と会話しているような存在です。

でも、ふと考えるんです。

「AIって、どうやって“考えて”いるのかな?」って。

今回は仕組みについて、できるだけ分かりやすく説明してみたいと思います。


言葉には“位置”がある?

AIの中では、言葉が“数値”として扱われています。

ちょっと不思議ですよね。

たとえば「海」「砂浜」「潮風」。

これらはAIの世界では、意味の近い場所に並ぶ点なんです。

つまり、AIの中には「意味の地図」があって、言葉が互いにどんな距離感でつながっているのか、それを見ながら会話を組み立てているんですね。

私の頭の中では、白衣を着たシロクマ博士(くろしまくん)が、夜空のような“言葉の宇宙”を歩いている姿が浮かびます。

ひとつひとつの光る点は「知識」

それを指差しながら、「次はこの言葉が自然だな」と考えているような…。
 

 

 

AIの思考は、線ではなく“層”

従来のコンピューターは「AならB」という単純な命令(直線的な思考)で動いていました。

でもAIは違います。

AIの内部では、「ニューラルネットワーク」と呼ばれる仕組みが何層にも重なり合い、まるで脳の神経回路のように働いています。

これを「ディープラーニング(深層学習)」といいます。

1層では単純な情報しか扱えませんが、層を重ねることで、文脈や意味を“感じ取る”ことができるようになる。

AIは、この多層構造の中で、“1つの正解”を選ぶのではなく、最も自然に感じられる方向を探しているんです。

どういうことかというと、

直線的な思考

「沖縄」→「海」→「砂浜」→「潮風」

ですね。

多層的思考

「沖縄」

 ↓

「海」or「砂浜」or「潮風」

まるで、人が言葉を選ぶときに“なんとなく複数の選択肢が頭に思い浮かぶ”の感覚で決めるような感じなのです。

 

答えはひとつじゃない

AIは、常にいくつもの可能性を考えています。

「今日はとても…」という文章を見たとき、その先に続く言葉の候補を確率で並べるんです。

楽しい(40%)

暑い(25%)

寒い(20%)

忙しい(10%)

この中から、その場の流れや文脈に合わせて、「いちばん自然な言葉」を選び出します。つまりAIは、“正しい答え”ではなく、“自然な答え”を選ぶ存在なんです。

これはすごく人間的なプロセスだと感じます。

なので、間違い『ハルシネーション』が起こってしまうという欠点もありますが、そこもより人間っぽいですよね。

 

空間ベクトル

高校数学の視点でいうと、空間ベクトルをイメージして下さい。

ある言葉(A)があり、知識の空間の中で座標(x,y,z)にその言葉(A)があるとすると、その周辺に相性の良い言葉(B)や(C)だけでなく、意外と(X)や(Y)もある。

そこから確率的に言葉が選択され、画面上に提示されるので意外な回答が返ってくることで、AIってすごいなという印象を受けるのだと思います。

 

対話を重ねるうちに“空気”を読むようになる

AIと話していると、回を重ねるごとに会話がスムーズになりますよね。

それは、AIが「文脈の流れ」を学んでいくからです。

私たちも、人と話していくうちにその人の話し方や価値観がわかるように、AIも“文脈の癖”をつかんで、会話を自然にしていくんです。

人間が文化や環境の中で言葉を覚えていくように、AIも大量の文章データから“言葉の文化”を学んでいます。

その姿はまるで、子どもが初めて世界のルールを覚えていくようにも見えます。

 

結論:AIは「確率で考える哲学者」

生成AIは、確率と統計によって言葉を導く存在です。

でもそのふるまいは、どこか哲学的でもあります。

AIは数えきれないほどの言葉の星を前にして、今この瞬間、最も自然な言葉を選び取っている。

それはまるで、人間が心の中で「どう伝えようか」と考えるような、静かな思考の旅そのものです。

そして、その人類の叡智たる哲学者をこの糸満市で積極的に利活用できればと考えています。

 

#生成AI #ディープラーニング #ニューラルネットワーク #AIの仕組み #意味ベクトル空間 #Transformerモデル #確率で考えるAI #哲学者 #糸満市

 

(参照サイト)
 ギガジン2017/12/31

『コンピューターが人間を超える「AI」「ディープラーニング」「機械学習」とは何かについて解説する「Machine Learning 101」』

ギズモード2016/8/18

『改めて知りたい、人工知能とは何か?:新刊「人工知能のための哲学塾」第零夜(前編)』
 

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著者

黒島 新

黒島 新

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