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黒島 新 ブログ

『行かない窓口』スマートな行政〜スマホでちゃちゃっと行政手続き〜 #糸満市

2025/10/9

こんにちは。

先日は十五夜の糸満大綱引きでした。昨年に引き続き、綱引きに参加しましたが、今年も負けてしまいました😢

綱を引きながら小学生の頃に訪れた大綱引きを思い出しました。

ただ、その時の記憶では、綱をもっと太く長かったようなイメージがありました。

原料となる稾が手に入りにくくなっていると聞いたので、その影響なのでしょうね。。。

 

■ 市役所に“行かない”という選択肢

さて、表題の『行かない窓口』ですが、何のことだ?と思われる方も多いと思います。

「市役所の手続きって、行って、紙に書いて、順番を待って…」
そう思う方も多いのではないでしょうか。

でも今、全国の自治体で「行かない窓口(いかないまどぐち)」という新しい仕組みが広がっています。
これは、市役所に行かなくても スマホやパソコンから手続きできる という、これまでにない行政サービスの形です。

 

■ なぜ「行かない窓口」が必要なの?

たとえば、こんな声がよく聞かれます。

「仕事が忙しくて、平日に市役所に行けない」
「小さな子どもを連れていくのが大変」
「高齢の親を何度も連れていくのは負担」

一方で、職員の側も、紙の書類を一枚ずつ確認・入力する負担が大きく、結果的に待ち時間が長くなってしまうこともあります。

つまり、「行かない窓口」は、市民にも職員にもやさしい行政の新しいあり方なのです。

 

■ どうやって“行かずに”手続きできるの?

「行かない窓口」では、次のような仕組みを組み合わせて使います

💳 マイナンバーカード:本人確認をオンラインで完結

📱 電子申請サイト:住民票や証明書を自宅から申請

💬 LINEやチャット:いつでも質問・相談ができる

つまり、紙の申請書に書くのではなく、スマホやパソコン上で申請を済ませる時代になってきているのです。

今、私は選挙に向けて色々と準備を進めていく中で、供託金というものを納めないといけないのですが、これもWEB上で完結します。ただ、納付したことを証明する書類を窓口まで取りに行かなければならないということがまだ存在しますが。。。(苦笑)

糸満市でも一部の手続きで電子申請が始まっています。
「書かない窓口」から「行かない窓口」へ——その第一歩がすでに動き出しています。

 

■ 国(総務省・デジタル庁)も後押ししています

この取り組みは、市町村だけでなく国の方針でも推進されています。

総務省とデジタル庁はフロントヤード改革という考え方を掲げ、
市民と行政の接点(=窓口)を次の4つの方向へ変えていこうとしています

改革の方向性 意味
書かせない 紙の申請書に書かせない(自動入力・データ連携)
待たせない 窓口で長く待たせない
迷わせない 手続きの流れを分かりやすくする
行かせない オンラインで手続きを完結できる

💡「フロントヤード」とは、市民と直接やり取りする“行政の最前線”のこと。
つまり「市役所の窓口」や「電話相談」などを指します。

また、総務省では「窓口DX支援事業」という補助制度を設け、自治体がこうした仕組みを低コストで導入できるよう支援しています。

 

■ 全国ではどんな自治体が進めているの?

自治体 取り組み 特徴
北海道 北見市 「書かないワンストップ窓口」導入 複数の手続きを一度に完結。全国モデルに採用。
静岡県 袋井市 「らくらくサポート窓口」設置 マイナンバーカードで自動入力。入力の手間を削減。
神奈川県 伊勢原市 「行かない・書かない窓口」を方針に明記 スマホ申請やオンライン相談を推進中。

これらの自治体では、「行かなくても手続きできる」だけでなく、「職員と市民の時間を取り戻す」ことに重点を置いています。

 

■ 真鶴町の挑戦:「行かない」ではなく「行く窓口」へ 

そんな中で、個人的に注目しているのが神奈川県真鶴町(まなづるまち)の取り組みです。

真鶴町では、町の職員一人ひとりにスマートフォンを支給し、
町民のもとへ出向いてその場で手続きや相談を受け付けるモバイル行政を始めています。

つまり、「市民が行かない窓口」ではなく、
窓口のほうから市民のもとへ行く」という新しいスタイルです。

💬 たとえば高齢者宅を訪問した際、
職員がスマホで必要書類を撮影・入力し、そのまま庁舎へ送信。
窓口に行かずに、支援や申請が完結する仕組みです。

この方法は、スマホ操作が難しい方や外出が難しい方にとってもやさしく、「デジタル化=人を遠ざける」ではなく、「デジタル化=人に寄り添う」という本来の目的を体現しています。

その他にも様々な取り組みをしており、今後、参考にすべき自治体の一つだと思います。

 

■ DXが進む中で感じた“自戒”

先日、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病で身体が徐々に動かなくなる方が投稿した記事を読みました。
そこにはこう書かれていました。(要約しています)

デジタル化が進み、便利になった一方で、長年使っていた銀行が「スマホ専用」に完全移行することに。
不自由ながらもパソコンでは入力できていたのに、スマホは体を動かせず操作できない。
銀行に相談しても、“申し訳ございません。今後はスマホ対応のみとなります”という返答だけ。
代替手段や他行の紹介もなく、ただ不便、そして不安が残った——。

利便性を高めるはずのデジタル化が、一部の人にとっては 「改悪」 になってしまう。

その後、その投稿が多くの人に届き、銀行の幹部の方の耳に入ったのでしょう。後日、直接その方を銀行の幹部自ら訪問し、対応方法の見直しを約束したそうです。

この出来事は、単なる一事例ではなく、DX(デジタル化)が進む中で「取りこぼしがないか」を常に考え続ける必要があるという、DX推進を掲げている私にとって強い自戒のメッセージだと感じました。

 

■ 糸満市でもできること

糸満市では、すでにマイナンバーカードの普及率が約77%に達しています。
これは全国的に見ても高い水準です。

この強みを活かして、次のようなステップで「行かない窓口」を進めていけると考えています👇

ステップ 内容
LINEやチャット相談窓口の設置(生成AIチャットボットの活用)
役所窓口でもマイナンバーと各手続きを連携(書かない窓口)
保育園などの入園手続きや引っ越し手続きなどの電子申請化(行かない窓口)
高齢者向けスマホ講習で利用支援(デジタル交流カフェ。デジタル格差の解消)

 

■ まとめ:「行かない窓口」は“冷たい行政”ではない

「デジタル化」と聞くと、「人とのつながりが減るのでは?」と思う方もいるかもしれません。

でも、本来の目的は “人を減らす” ことではなく、“人を助ける” こと です。

忙しい人も、遠くに住む人も、体調が悪い人も、スマホやPCで安心して手続きできる。
そんな“やさしい行政”を、糸満から積極的に実現していきたいと思います。

 

💡用語メモ

用語 意味
DX(デジタルトランスフォーメーション) デジタル技術で行政や暮らしを便利に変えること。
フロントヤード 市民と直接やり取りする「窓口」や「電話」など。
書かない窓口 紙の申請書を書かずに、デジタル入力や自動連携で済ませる仕組み。
ワンストップ窓口 複数の手続きを一度にまとめてできる窓口。
モバイル行政(真鶴町モデル) 職員がスマホを使い、地域に出向いて手続きを完結させる取り組み。

 

#糸満市 #DX推進 #行かない窓口 #やさしい行政 #取りこぼしがないマチ

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著者

黒島 新

黒島 新

選挙 糸満市議会議員選挙 (2025/11/16) 533 票
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肩書 糸満市議会議員/薬剤師/スポーツファーマシスト
党派・会派 無所属
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