2025/9/30
こんにちは。
先日、カムチャツカ半島で大地震が発生し、沖縄にも津波注意報が出されました。糸満市内でも避難行動が行われ、糸満小学校には300人以上の方が避難したと聞いています。
思い返せば昨年、台湾大地震で津波警報が出された際には、市内の道路が大渋滞となり、車を途中で置いて避難する方も見られました。
こうした経験を踏まえ、今回は「過去の課題がどれほど改善されたのか」を確認するため、9月議会で避難計画について質問しました。事前に、糸満小学校・糸満中学校・糸満南小学校・すこやか館・中央図書館などを訪ね、現場の声を直接伺っています。
現場から出た主な課題と提案
避難場所と避難所の混同
飲食物の提供を求める声がありましたが、すべての避難場所に水や食料を用意するのは現実的ではありません。そこで、市公式LINEで避難呼びかけをする際に「避難場所と避難所の違い」をわかりやすく周知するよう提案しました。
警戒レベルが上がったときの不安
「津波注意報から津波警報に変わったらどう行動すべきか」という不安な声がありました。マニュアルは整備されていますが、現場で対応する方々への共有が十分ではありません。役所からの情報伝達を早め、最低限の備えを伝えることが安心につながると考えます。
糸満南小学校の避難距離
沿岸部にあるため高台避難が遠いという課題が依然残っています。一部マンションの協力で避難先を確保できていますが子どもを含めた学校関係者全員分はカバーできていないため、引き続き地域の建物への協力を求めるよう要望しました。
夜の現場を歩いてみて
議会質問の前、深夜にロンドン杜公園を訪れました。災害は津波も含めて昼夜を問わず襲ってきます。
実際に歩いてみると、街灯は消えていて真っ暗。歩道には雑草が伸び、仕方なく車道に出て歩かざるを得ない状況でした。これでは避難中に二次災害のリスクさえあります。その危険性について、担当者と情報共有させていただきました。夜間の避難こそ、パニックを引き起こす確率が高いと思われます。
今後に向けて
議会では質問時間が足りず、十分に掘り下げられなかった点もありました。ただ、担当部署との事前協議では問題点の共有はできており、市の計画に反映されることを期待しています。
さらに、課題意識を共有するだけでなく「どうすれば市民の参加を得ながら改善できるか」も提案していきたいと考えています。例えば、夜間避難訓練を「ナイトウォークラリー」と銘打ち、スマホのライトだけで自宅から避難場所まで歩いてみる企画はどうでしょうか。ゴール地点では防災グッズの抽選やクーポン配布を行い、同時にアンケートで意見を集めれば、避難計画の改善に直結します。
災害は待ってくれません。だからこそ、平時の備えが何より大切です。自然が牙を向ける前に、議会での議論や現場での気づきを、これからも皆さんと共有しながら「命を守る糸満市」を一歩ずつつくっていければと思います。
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クロシマ アラタ/42歳/男
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