2026/6/2
参考になりましたので以下要旨をまとめましたのでご参考ください。
人間の脳は、一気に全体が育つわけではありません。土台がしっかりしていないとその上に頑丈な家が建たないのと同じで、育てる順番(ステップ)が何より大切です。
発達のピーク: 0歳 〜 5歳頃
主な役割: 呼吸、体温調節、睡眠、食欲など、生きていくための基本機能をコントロールします。
育てる鍵: 「五感への刺激」と「規則正しい生活リズム」
ここが未熟だと、自律神経が乱れ、感情のコントロールや勉強どころではなくなってしまいます。
具体的な関わり方(五感の刺激):
視覚(光のリズム): 太陽の光とともに起きて、夜は暗くして寝かせる。
食覚・嗅覚(食の習慣): 定期的な食事や授乳で、お腹の時計を整える。
触覚・嗅覚(スキンシップ): 抱っこや肌のふれあいで、安心感を与える。
視覚・聴覚(言葉がけ): 大人が笑顔で話しかけ、表情や声のトーンを見せる。
総合的な五感: 外出して、自然やたくさんの人、物を見聞きさせる。
発達のピーク: 1歳 〜 10歳頃(「身体の脳」が整いながら育ちます)
主な役割: 喜怒哀楽、がまん、共感、感情のコントロール、論理的思考の準備。
育てる鍵: 「安心感」と「セロトニンの分泌」
2階の「心の脳」が安定することで、初めて他者を思いやったり、感情をグッとこらえたりできるようになります。不安やイライラが多いと脳がフリーズしてしまうため、脳内の幸福物質(セロトニン)を出す関わりが必要です。
具体的な関わり方:
話をよく聞く: 子どもの言葉に耳を傾け、存在を丸ごと受け止める(=安心感)。
セロトニンを増やす: 「朝の光を浴びる」「一緒に身体を動かす(リズム運動)」「スキンシップ」によって、イライラを解消するセロトニンが分泌されます。
発達のピーク: 1歳〜成人まで(年齢によって役割が変わる)
主な役割: 言葉、記憶、計算、計画性、クリエイティブな思考。
育てる鍵: 「ステップに合わせた刺激」
1階と2階がしっかり完成して初めて、この3階の「勉強する脳」が100%の力を発揮できるようになります。年齢によって、育て方の重点が変わります。
年齢 脳の状態と育み方
1歳〜5歳 【模倣(まねっこ)の時期】
大人の行動や言葉を真似することで、脳の回路を作ります。
6歳〜 【徐々に勉強する時期】
小学校入学を機に、文字や数字、ルールのある学習に適応し始めます。
10歳〜 【考える力(論理的思考)の本格化】
「なぜ?」「どうして?」と、自分で深く推論する力が急成長します。
「子どもの脳は、大人の毎日の関わりで作られる」
早くから勉強(3階)ばかりをさせようとしても、1階(寝不足、不規則な食事)や2階(不安、イライラ)がグラグラだと、脳はうまく機能しません。
今日からできる一番大切な「脳育て」は、とてもシンプルな日常の繰り返しです。
同じ時間に起き、同じ時間に寝る(1階を育てる)
同じ時間に食事を摂る(1階を育てる)
一緒に身体を動かす(1階・2階を育てる)
子どもの話をしっかり聞いてあげる(2階を育てる)
このベースがあるからこそ、6歳、10歳になったときに「自分で考えて勉強できる賢い脳」へと自然に繋がっていきます。
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