2026/9/1
『明日また行きたくなる学校』って、どんな学校?。
2026年8月31日
学びの多様化地方議員連盟の視察で
宮城県仙台市の「ろりぽっぷ小学校」を訪問しました。
ろりぽっぷ小学校は、不登校を経験した子どもたちなどを対象とする「学びの多様化学校」です。
今回の視察で一番印象に残ったのは、
「不登校の子どもをどう学校へ戻すか」ではなく、
「子どもが明日また行きたいと思える学校とは何か」
という視点でした。
ろりぽっぷ小学校では、子どもの「やってみたい!」を学びの出発点にしています。
中庭でシロアリを見つけたことから理科の学びへ発展したり、選挙に興味を持った子の提案から、実際に学校内で候補者・公約・投票所・開票まで行う選挙を実施したり。
先生が学ぶべきポイントを押さえながらも、子ども自身は「勉強させられている」という感覚ではなく、
「楽しかった!」と思っていたら、実はたくさん学んでいた。
そんな教育が行われています。
また、
・異年齢での学び
・一人ひとり異なる学習進度
・毎朝15分の対話
・チャイムなし
・一律の宿題なし
・遊びや余白の時間
・安心して過ごせる場所を自分で選べる環境
なども印象的でした。
特に心に残ったのが、
「学力は取り戻せても、子ども時代の経験や思い出は取り戻せない」
という考え方です。
学校は、学力を身につける場所であると同時に、友達と遊び、失敗し、夢中になり、人と関わりながら成長する場所でもあります。
もともと学校が嫌いだった子どもたちから、
「ここが自分の居場所」
「自分で選べる」
「学校が楽しい」
「人と話すようになった」
という声が出ていることにも、大きな意味を感じました。
もちろん、私立の学びの多様化学校と公立学校では、制度も規模も人員配置も異なります。
しかし、公立学校でも、
学校の中に子どもも大人もホッとできる遊びや余白の時間をつくること。
子どもの自己決定を尊重すること。
「みんな同じ」ではなく、目の前の子どもに必要なことを考えること。
先生自身の「やってみたい」を支えること。
こうしたことは取り入れていけるのではないかと思います。
不登校になった後の支援を充実させることはもちろん大切です。
同時に、
すべての子どもにとって、学校そのものを安心して過ごせる「明日また行きたい場所」にしていくこと。
学びの多様化学校で得られている知見を既存の公立学校にも還元していけるよう、今回学んだことを足立区での政策提言・議会質問につなげていきます。
ろりぽっぷ小学校の皆さま、貴重なお話と学びの機会をありがとうございました。
#学びの多様化学校
#不登校支援
#イエナプラン
#子どもの権利
#学びの多様化地方議員連盟
#足立区議会議員
#佐藤あい








この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>佐藤 あい (サトウ アイ)>『明日また行きたくなる学校』って、どんな学校?。