大河原 ふゆこ ブログ
東京電力福島第一原子力発電所を視察してきました!
2026/5/19
参政党の斉藤かおり所沢市議にアレンジいただき、議員団の同志と共に、本当に有意義な学びでした!!
福島県富岡町の東京電力廃炉資料館に集合し、セキュリティチェックなどを経た上で、大熊町の福島第一原発の構内に入り、水素爆発した1号機から4号機が立ち並ぶすぐそばまで伺い、見学をさせていただきました。
私は震災前から原発と社会・政治に関心を持っていたので、あのフクイチのそばにいることがすごく不思議で、あの震災の時の時間軸と今ここがつながっていることに感慨深いものがありました。長袖長ズボンとチョッキを着たものの、マスクなども無しでびっくりでした。
東電の職員の方がとても丁寧にご説明くださり、また、双葉町副議長の高萩様と率直な懇談の時間もいただき、対応くださった皆さんの人間味にも触れ、とても温かな視察でありました。
今は、
①1・2号機の燃料取り出し
②1-3号機のデブリ(核燃料が冷えて固まったもの)取り出し
③汚染水対策
に取り組んでいるとのことで。
例えば3号機のデブリ取り出しは、準備だけで10年以上かかるとのことで。廃炉作業自体は、「2051年完了」が目指されているとのこと。
放射性物質という見えないものを相手に、途方もない時間軸と作業量に、いろいろ考えさせられるというか、人間と科学技術の関係性といったそもそもの問いが生まれます。
メディアなどで伝えられるもののみならず、現場でフクイチの実態を観てほしいとのことでした。ただし、この視察の予約は長いと1年待ちとのことです。
私は26歳の時に原発にものすごく社会・政治の縮図を感じるきっかけがあり。
仙台での市民活動を経て、28歳でエネルギー含めた”政策形成過程”や、”公共性”とは何か、を学びに大学の政治学科に編入学し、一方でNPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)でインターンをし、その後スタッフとして震災の前後に働いていました。
その間、『原子力の社会史』を記した九州大学の吉岡斉先生や、原子力資料情報室をつくられた高木仁三郎さんを師事し、「科学技術社会論」なる分野もフォローしていました。
東日本大震災の際は、ISEPでエネルギー需給や計画停電、エネルギー政策見直しの議論を発信する一方で、福島原発の状況をウオッチしていました。東芝で原子炉格納容器を設計していた後藤政志さんによるフクイチの状況解説もウオッチしていました。
今日、東電廃炉資料館で観た映像では、東電が、ものすごく「お詫び」「反省」をおっしゃっていました。
本当に個人的な感覚的な感想ですが、少し違和感があって(なにか広島の原爆死没者慰霊碑の「過ちは繰り返しませぬから」を連想するものでもあり)
原発は国策で押し進められたと理解していますので、東電の資料館だから東電が謝罪されるのだとは思いますが、国の責任はどこにあるのだと(またその国の運営を負託してきたのは国民ではとも?)違和感を感じました。
エネルギー政策・原子力政策の時間軸と世界に広がる空間軸と、さらに福島沿岸部の町の時間軸と、すごく広がりを感じた視察でありました。

