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細井 藤夫 ブログ

自転車観光都市への取組みを (令和6年3月定例会の一般質問の下書き その1)

2024/1/7

白岡市議会議員 細井藤夫です。

 

年明け早々の大ニュースの連続で、年頭のご挨拶を控えさせていただきました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

令和5年12月定例会の議案第84号については、年またぎの継続審議となりましたので、3月定例会は「予算議会」のほかに「大山小学校議会」としての性格を意識して取り組むことになりそうです。

 

私は「大山小学校の統廃合については、賛成する」と、既に意思表示しておりますが、地域にとって大切な小学校を廃校させることに賛成する以上、「その後」についての、大山地区についての、また、白岡市全体への責任をとらなければならないと考えています。

 

そのための私の提言として、「大山地区、特に(埼玉県内でも魅力ある観光地にできる可能性のある)柴山沼を、しっかりと観光化することで、ひとの交流を盛んにして地域を活性化させる」ことを、まず取り上げたいと思っています。

 

以下、これから交渉をして、3月定例会の一般質問として取り上げる予定の「レンタサイクル」についての下書きを公開します。

 

 

「自転車観光都市への取組みを」

 

白岡市では、白岡市自転車等放置防止条例および同条例施行規則により、白岡駅、新白岡駅の周辺地域を自転車放置禁止区域に設定し、定期的に放置自転車の撤去、保管を行っている。

それらの放置自転車は、施行規則第5条に定める、様式第2号の自転車撤去・保管台帳に、1台ごとに車体の色や防犯登録などの記録がなされ、一定期間適切に保管されていると承知している。

放置自転車保管所に保管された自転車は、条例第11条ならびに施行規則第10条の規定により、撤去・保管の告知から1か月後に処分の告知を行い、さらに1か月経った段階で売却・譲渡、または処分をすることとなっている。

 

① そこで、まず、市内の放置自転車の状況について伺う。

(ア)過去3年の放置自転車の状況について。

(イ)撤去・保管時に、対象自転車の車体の状況をどの程度チェックしているか。

(ウ)一定期間を経た自転車の処分の台数と、処分方法の内訳について。

 

 

白岡市観光協会では、観光貸自転車事業を行っている。

現在のところ、無料の貸自転車が白岡駅西口共同駐車場受付に2台、白岡市観光協会(市役所)に3台あるが、利用は土・日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)を除く9時~17時とされている。

 

② 観光利用者にとって、土・日・祝日が利用不可となっている状況は好ましくないと考えるがいかがか

③ 台数が5台という現在の状態は、観光利用には適切な規模とはいえないと思うが、増車の考えはないか

④ 現状の5台については白岡駅西口共同駐車場受付に集約することが、観光客の利便向上につながると考えるがいかがか

⑤ 観光客の利便性を考慮するなら、新白岡駅近隣への配置も必要と思うが、いかがか。

⑥ 今後の増車や入換えについては、新車の購入ではなく、放置自転車保管所にて処分告知期間を満了した自転車を活用してはどうか。

⑦ 貸自転車事業について、有料化を検討してはどうか。

 

 

白岡市は、東西に長く、距離はあるものの、関東平野のなかにあり、比較的平坦な道が多い。若干の坂道はあるが、市内の観光移動に貸自転車を利用することで、観光拠点間の交通の便の改善につながると考える。

例えば、河川の立体交差を9か所全部見てまわる際、柴山伏越は比較的停車しやすいが、他の場所は車やタクシーでの観光が難しい。

自転車を利用することで、車に比べれば下車観光の制約が減り、観光促進の可能性が広がるものと考える。

市内に多数点在する古跡名刹も、自転車を利用することで複数まわることが容易になる。

 

⑧ 交通の便の改善に貸自転車を積極的に活用して、「サイクリング観光都市」を目指してはどうか

 

白岡まつりや秋彩フェスタのようなイベントを除けば、白岡市内での最大の観光需要は「駅からハイキング」であると考えられる。

貸自転車の台数が一定数確保できれば、同様の手法で、「駅からサイクリング」が実施できると考える。

 

「駅からハイキング」では、徒歩移動という制約上、どうしても小久喜・白岡・白岡東・篠津・西・千駄野あたりが中心となってしまい、柴山沼などの大山地域、あるいは、彦兵衛・爪田ケ谷など市東部への観光促進は難しい面があるが、自転車を利用することで、市内全域に観光の可能性を求めることができると考える。

 

⑨ 「駅からサイクリング」を実施してはどうか

 

白岡市では、さまざまな食の名産品化を行っている。「シラオカ麺」だけでなく、令和5年には「しらおかの恋人」をはじめた。また、商工会の特産推奨品事業も実施している。

こうした事業を、「駅からハイキング」「駅からサイクリング」といった、観光客が集中的に訪れるイベントとあわせて紹介することで、その事業の周知がより図れると考える。

 

特に、「しらおかの恋人」は、ハイキングやサイクリングでの目的地にテント出店することで、移動時の空腹を満たす需要も見込め、味が気に入っていただければ、再訪時に売上向上にもつながると期待する。

 

⑩ 「しらおかの恋人」や商工会特産推奨品などを、観光イベント開催時に目的地周辺にテント出店する等の取り組みをしてはどうか。

 

【補足】

白岡市の場合、鉄道利用の観光客の方の駅からの交通アクセスが不十分なことが、観光施策のうえでの課題だと考えています。

柴山沼の北側のビオトーブ地区や、篠津・高台橋の桜など、「自然好きな方にこそ、ゆっくりと訪問していただきたい」場所があります。

莫大な費用と開通までの時間を要する路線バスの整備ではなく、整備費用も時間もほとんどかからない自転車なら、実効性のある観光施策に成り得ると考えて、質問することを思いつきました。

 

観光協会も頑張っているのですが、「観光貸自転車事業(レンタサイクル)」については、規模も運用も不十分だと思いました。

親子3人で白岡を訪問していただいても、現状では白岡駅から自転車を使えず、宝の持ち腐れです。

観光客のみなさまは、多数が土日祝になるはずですが、そこで借りられないのも問題です。

 

自転車の台数を増やすことについては、放置自転車の有効再利用を検討していただこうと思っています。

「白岡市は、新品の自転車を用意しないのか?」

と思われるかも知れませんが…、放置自転車の市営レンタサイクル転用という発想は、すでに栃木県宇都宮市で行われており、1日1回100円で貸しています。

自転車は、乗っている最中は「ひとりじめ」なので、受益者負担として、100円程度はいただいてもよいのではないかと考えます。

この100円の積み重ねを、自転車を整備していく費用の一部にあてられれば、市の事業予算を増加させずに自転車の増車も可能です。

 

また、「ゼロカーボンシティ」に向かって取り組む姿勢のなかで、「自然環境に優しい、SDGsなレンタサイクル」を売りにして、「わかる方」にお越しいただくことが、息の長い観光施策になると考えます。

 

JRの駅で案内される「駅からハイキング」は、毎回参加者が多く、市内の活性化にも寄与しています。

しかし、大山地区へは、片道3kmとさすがに長く、周遊していただくには「健脚向け」になりすぎると感じます。

市内東側の菁莪地区(こちらへも距離があります)へは、東北自動車道を陸橋で越えるにもカルバートボックスをくぐるにもアップダウンになり、長距離歩いた帰り道はかなりしんどくなります。

このため、「駅からハイキング」で過去に開催された多くが、小久喜・白岡・篠津地内になり、大山と菁莪にはあまり向いていなかったと考えられるのです。

自転車を使っていただければ、大山にも菁莪にも、徒歩より容易に訪問できるようになり、観光の可能性が広がります。

そのための起爆剤として、「駅からサイクリング」を、試行してみてはどうかと、提案します。

 

しかし…、ただ単に自転車を走らせるだけでは、市への恩恵は限定されます。

 

自転車で、柴山沼まで30分走らせたら、若干小腹もすくでしょう…。

そこに、「地元のおみせが作った小腹スイーツ」が売られていたらどうでしょうか。

せっかく、「しらおかの恋人」「商工会推奨品」やっているなら、それを売るブースをイベント開催時に設置したら、菓子パン1つ、和菓子1つ…、売れませんか?

柴山沼を目的地にするなら大山のみなさまが作られた「白岡産の米を使った塩にぎり」、菁莪地区を目的地にするなら「菁莪産のフルーツのスムージー」なんて売ったら、地元も潤いませんか?

ここまでやれば、「観光で市民が潤う」ことになると考えます。

 

交通機関が自転車なので、数百人、数千人、という大規模な観光にはなりませんが…、逆に、一度ゆっくり訪れていただいて、気に入った方が再訪する、インスタで挙げていただいた画像が静かにバズる、そんな観光で成長させていくことが、白岡には向いていると思っています。

 

大山小学校がなくなっても、柴山沼がある。伏越がある。観音堂も素敵スポット…。

そんな「大山地区の今後のありかた」として、「自転車観光都市」として観光施策を盛り上げることを提唱したいと考えて、質問を準備しています。

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著者

細井 藤夫

細井 藤夫

選挙 白岡市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 550 票
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白岡市議会議員選挙

肩書 白岡市議会議員(会派WAKABA) 産業建設常任委員+議会広報常任委員。 白岡市都市計画審議会委員。 白岡市指定家庭保育室「サクラ保育所」施設長
党派・会派 無所属
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