2023/9/3
国際興業バスが、以前運転していた深夜急行バス・ミッドナイトアロー「大宮駅~久喜駅線」について伺います。
この深夜急行バスですが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2020年春から運行休止となり、現在に至るまで再開されずにいます。
休止前は、大宮駅東口を深夜1時に発車し、東大宮駅、原市団地、蓮田駅、西新宿、白岡駅、白岡ニュータウンに降車扱いで停車し、久喜駅に至る路線でした。
私も、都内への所用の際に何度か利用しました。
JR宇都宮線の終電は、 2021年3月のダイヤ改正で、東京駅23時32分始発の小金井行に変更されましたが、上野駅23時38分、大宮駅0時08分という時刻はコロナ前からかわっておりません。
宇都宮線終電に乗り継げる東海道新幹線は、新大阪20時48分発、名古屋21時37分発、東京着23時12分の「のぞみ60号」が最後となります。
東海道新幹線最終の「のぞみ64号」は、新大阪21時24分、名古屋22時12分発と、「大阪21時、名古屋22時」でも東京駅まで戻れることで利用価値が高い新幹線ですが、東京着が23時45分ですので、宇都宮線には接続しません。
また、羽田空港に到着する飛行機では、22時ごろがほぼ限界、多客期の羽田空港の荷物の引き取りを考えると、もっと早いかも知れません。
先にあげた国際興業バスの深夜急行バスは、東京駅0時ちょうどの京浜東北線から接続可能でしたので、「のぞみ64号」のほか、羽田空港22時30分着の飛行機も乗り継ぎが可能、ということになります。
大阪、名古屋をはじめ、日本各地から白岡へ当夜のうちに到着することができる滞在可能時間が増大し、あるいは、東京都内、大宮などでの所用や宴席等での帰宅の便として、宇都宮線の沿線の利便性が向上していたわけですが、バスの運休により利便性を減じたまま3年半が経過しています。
新型コロナの5類移行、「ポストコロナ」の時代において平常化への回帰をはかるなか、このバスの存在意義は大きく、また、沿線自治体においても「事実上の終電」が遅くなることは、自治体の利便性を高め、価値を向上させるうえで重要だと考えるものです。
同様の問題を、高崎線沿線も「大宮駅~鴻巣駅」便が休止になったことで受け続けているようです。
民間企業のバスですが、沿線の居住環境にもかかる路線であり、この運行再開は、市にとっても重要な課題だと考えるものです。
この件に関して伺います。
白岡市として、深夜急行バスの沿線自治体と協議し、国際興業バスに対し運行再開を要望してはいかがでしょうか?
【市役所からの返答(要約)】
バスを運行する国際興業バスの営業所にお伺いをたてたところ
「コロナ禍による社会状況の変化等で、需要が見通せなくなったことと、運転手等の人員確保が難しくなったため、再開は難しい」
とのことでした。
市としても、利便性向上に必要な路線なので、今後も機会をみて要望していきます。
【受け止め】
バス業界の運転手確保は、2024年問題もあり、なかなか厳しいと考えています。
一方で、市民生活にとって、放置はマイナスでしたので、状況の明確化は必要でした。
厳しいかも知れませんが、再開の要望を重ねていただけるよう、お願いしました。
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ホーム>政党・政治家>細井 藤夫 (ホソイ フジオ)>深夜急行バスの運行再開の要望を (令和5年9月定例会の一般質問の原稿 その2)