2026/1/25
白岡市議会議員 細井藤夫です。
2026年1月20日、21日の2日間、白岡市議会の連合会派(WAKABA, TSUNAGU, MIRAI)での視察を行いました。
「ひろしまLMO」による住民主体のまちづくり (令和7年度 白岡市議会連合会派視察 その1) - 細井藤夫(ホソイフジオ) | 選挙ドットコム
1月21日、神戸市で「まちなか活用空地」制度について、説明をいただきました。
住宅市街地総合整備事業補助金交付要綱の改定について (神戸市)
20250228_まちなか活用空地区域図 [更新済み] (神戸市)
住宅密集地にある空家等の建造物は、災害時のリスクが高く、適切な管理を行うか、除却(解体)する必要が高いと考えています。
白岡市でも、空家の除却への補助金交付制度と、除却した土地に対しての固定資産税の減額補助が行われています(令和10年度まで)。
また、空家や空地について条例を定めています。
白岡市の現行制度では、空家の所有者へ除却と固定資産税の一部への補助金を交付していますが、その結果の空地については、管理するひとの規定がなく、雑草が繁茂するなど環境面の問題があります。
また、住宅密集地では、いざというときの防災用の空地が不足しており、単に「土地が売れた、新しい人が来た」だけではすまない、住民の問題も大きいと考えます。
今回、視察させていただいた神戸市の「まちなか活用空地」は、神戸市内の住宅密集地4地区を対象として、「建物の除却費用」の補助を行うと同時に、①所有者、②まちづくり協議会、③神戸市の三者協定を締結し、最低3年間(以後合意のもとで1年更新)、まちなかにオープンスペースをつくる、というものです。


(神戸市ホームページより「活用事例」を転載します。)
この制度をつかうことで、
①所有者は、「建物の解体費用」の補助と、解体後の「固定資産税」の免除が受けられる
②地域住民は、老朽化建造物がなくなること(災害時の安心)と、地域の憩いスペースの創出ができる
③市は、住宅密集地の危険性の軽減につながる
などと、3者いずれにも利点がある制度と考えます。
白岡市でも、今後、白岡駅西口地域の「防火地域・準防火地域の指定」などで、昔からある建造物をどうするかを検討することになりそうです。
(白岡駅西口地域の防火地域指定等については、白岡市都市計画マスタープランのP.83に指定検討の必要性を記載しています。06-3.pdf)
その際に、神戸市の「まちなか活用空地」制度のような制度設計があれば、住宅密集地に空地をつくることにもつなげられるのではないかと考えています。
もうひとつの活用法として…
神戸市の制度は、令和7年度から改定され、「空家除却」が要件になりましたが、制度創設時は「空地」も対象でした。
その「空地」でも3者協定を締結できた旧制度を準用できればとも考えています。
白岡駅から徒歩15分程度のところに、地区住民が手作りで管理運営している広場があります。
山の公園企画運営部会 - まち情報 | しらおか市民情報サイト
標高が周辺より高く災害時には住民の避難場所としても活用できる場所にあるのですが、近年の宅地開発の流れで広場の存続が危ういと、白岡市議会議員(各会派)に対して相談いただきました。
そのときに、私たちの連合会派でいろいろと可能性を調べ、神戸市の制度を知り、今回の視察に至ったものです。
この広場に限らずですが…、地区住民と土地所有者との契約だけでなく、そこに市がはいっての三者協定を締結すれば、「公的に価値のあるオープンスペース」として、存続の希望を得られるのではないかと考えています。
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