2026/8/16
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
PFAS(有機フッ素化合物)という言葉を、ニュースで見聞きする機会が増えました。水道水や河川の汚染が各地で心配される中、身近な自然の力でこの物質を減らせるかもしれない——そんな研究成果が神戸から届きました。
● 河川の細菌がPFASの濃度を下げた
神戸大などのチームは、大阪府内の河川で採取した細菌が、PFOSやPFOAといったPFASの汚染濃度を下げる能力を持つことを、13日までに国際学術誌に発表しました。汚染された水に細菌を混ぜると、1週間後にPFOAの濃度が23・3%低下し、さらに、この2物質以外のPFASも最大97%減らせたということです。
PFASは、耐熱性や水・油をはじく特性から、日用品の撥水加工や消火剤などに幅広く使われてきました。一方で自然界ではほとんど分解されず「永遠の化学物質」とも呼ばれ、健康への悪影響が懸念されています。
● なぜ私たちの暮らしに関わるのか
これまでの浄化法は、活性炭での吸着や電気分解などがあるものの、コストが高いという課題がありました。研究チームの乾秀之・神戸大准教授(環境物質科学)は「自然界で採取して培養できる細菌が使えれば、低コストでの浄化ができる」と話しています。
水道水や河川の安全は、小さなお子さんのいるご家庭にとっても、高齢のご家族と暮らす方にとっても、毎日の暮らしの土台です。身近な自然の仕組みを生かして、より少ない負担で環境を守れる可能性が広がることは、地域にとって大きな希望だと感じます。
PFAS対策は、国や自治体の枠を越えて取り組むべき課題です。こうした地道な研究の積み重ねに敬意を表するとともに、環境と暮らしの安全を守る動きを、県政の場でもしっかり後押ししてまいります。
(出典:神戸新聞)
兵庫県議会議員 神戸市北区 大塚公彦
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