2026/7/17
【指定管理者の非公募は「不適切」「市民から見て透明性や納得感を欠く」(札幌市行政評価委員会)】
本日、札幌市の第三者機関の市行政評価委員会が第三セクターの在り方に関して秋元市長に答申を提出し、市退職者の「天下り」を減らすよう提言したほか、市が指定団体を施設の指定管理者に選ぶ際、一部施設で非公募が続いていることについても「不適切」「市民から見て透明性や納得感を欠く」との見解を示し、公募などの競争原理を導入すべきだとしました。
私も「指定管理者の非公募指定」については、札幌市議会 代表質問で「原則通り公募を徹底するべき」と度々指摘を行なって参りました。
令和6年時点では、札幌市の指定管理施設426施設のうち、54%に当たる232施設が「非公募」による指定となっており、さらにその約7割(169施設)では、札幌市が出資する指定団体(いわゆる第三セクター)が指定されておりました。
「原則公募」としながら、原則(公募)よりも例外(非公募)の方が多い札幌市の現状は、もはや原則が原則の体を成していないとも指摘しました。
全国政令市20市の平均(非公募の割合)は28.2%であり、札幌市は突出して非公募割合が高い現状にあります。(大阪市0.2%、堺市1%、さいたま市4.2%など)
今回の答申では、「指定団体が行う事業のうち他自治体で民間委託の例がある場合は民間に原則として開放すべき。できない際は市民に分かりやすく説明すべき。」との指摘もあります。
例えば、札幌市内の各区の体育館や温水プール等、スポーツ施設約30施設では「一般財団法人札幌市スポーツ協会(第三セクター)」が非公募で指定管理者に指定されておりますが、大阪市や横浜市、京都市等では、スポーツジムやフィットネスクラブ等を経営する民間事業者が公募で指定管理者に指定されており、民間のノウハウを活用して、住民サービスの向上と経費の削減等が図られています。
〈北海道新聞 記事〉
札幌市の三セク統廃合検討を 指定管理者の非公募「不適切」 専門家委が答申
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1338974/
〈公式WEBサイト〉
指定管理者の非公募による指定(令和6年9月27日 札幌市議会 代表質問)
https://hada-daisen.com/report/%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E8%B3%AA%E5%95%8F%E2%91%A0-%E6%8C%87%E5%AE%9A%E7%AE%A1%E7%90%86%E8%80%85%E3%81%AE%E9%9D%9E%E5%85%AC%E5%8B%9F%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E6%8C%87%E5%AE%9A%E4%BB%A4%E5%92%8C6/
〈公式YouTubeチャンネル〉
原則公募なのに例外の方が多い!?指定管理者の非公募による指定(令和6年9月27日 札幌市議会 代表質問)
https://youtu.be/2XoFCmacfBo?si=k1E9v60daLjk--P9
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