2023/12/2
児相被害というものをご存じだろうか。
児童相談所の主たる業務は「一時保護」と言える。「相談業務」と抽象的な言葉を使うが、結局は保護するかどうか判断する。
児童福祉法第33条の一時保護は、まるで警察官が被疑者を逮捕するかの様に、職員が子どもを保護所に収容し、外界と隔絶する。
従って、一般的に保護は「よっぽどの場合」と思われるだろうが、実際はそうではない。多くの首をかしげるような判断が、闇に葬られている。
また、司法で解決できるだろうと考える方もいるかもしれないが、司法は、「行政がその裁量権を逸脱」した場合のみ違法とするのみである。
33条での一時保護は、調査の目的が認められており、「虐待の証拠」は必要ない。また、虐待の定義の一つである「心理的虐待」は、いくらでも拡大解釈可能である。児童相談所が一時保護の理由として「心理的虐待の影響の調査」とするだけで、司法としては、裁量権の逸脱とまで言えない。
司法では、短期間で有効な救済策が無いことは、児相関連の裁判を追っている弁護士で関西テレビの上田大輔記者の記事で、よく分かる。
明石市の救済制度について語っているのが、委員の一人で、元福岡市児相所長の藤林武史さんだ。福岡市が児童相談所長を公募した際に応募し採用となった医師だ。児童相談所のおかしな点を医師という外部の視点で改革をした藤林さんが、明石市の児童相談所の改革にも貢献している。
所長を年功序列ではなく、公募すること、外部から、改革のために人財を迎え入れること。これが重要なのは言うまでもない。
一時保護児面談じっくり、明石市第三者委設置5か月…「親と児相対話のきっかけに」|読売新聞オンライン
千葉県の児童相談所はというと、それはもう酷い運営だ。悪質とも言えるのではないだろうか。
所長は何をしているのだろうか。優秀な人財を公募すべきなのではないだろうか。
2019年市川児童相談所に配属され、現在、元職員として待遇改善のため活動し、裁判を行っている飯島章太さんがいる。
その当時の所長で、職員の労働管理を行う責任者と思われる渡邉直さんだが、2019年11月11日(月)14:00〜16:00秋田県アルヴェ2階多目的ホールで講演会を行っている。本人は全く悪気は無いのであろうが、職員が不足し、死ぬほど忙しく、子どもの面倒を看る人間が足りない職場にも関わらず、平日昼間に出張しているのはどういう事なのだろうか。年功序列で、現場を正しく管理することをしない人間を名誉職として所長に据えるのは止めてもらいたい。
先の福岡市の児童相談所長に公募で就任した藤林さんと全くもって意味が違う。
そして、この渡邉直さんは、この後、柏児童相談所長、中央児童相談所長となっているが、各児童相談所の平均一時保護日数は、全国ワーストレベルであり、千葉県が平均で70日超えるのは、児童福祉法の趣旨に反するものであり、原則2か月を蔑ろにする悪質な状況放置だと言えるのではないだろうか。
渡邉直さんは、そのスキルを活かして、広報にまわって頂き、児童相談所長から退いてもらうべきなのでは。思う存分その個人で商標登録している虐待対策を講演して回ったほうが、千葉県としても助かると思うのだが。
優秀な人財を外部から招いて、即座に改革が必要な状況であると考える。大変な重責を負う所長を名誉職にして、税金を無駄に投入する訳にはいかないはずである。
赤ちゃんポストで有名な熊本慈恵病院の蓮田院長が、同病院がケアした後、千葉県で暮らしていた母子から、千葉県中央児童相談所が一時保護した子どもの件について、母親に養育できるようにするプロセスはどうなっているのか、2022年公開質問状を出したこともあった。
千葉県側は、個人情報保護を全く意味不明の解釈をして無回答。児童福祉法第3条に規定される児童福祉の原理を踏みにじるような対応と言われても仕方が無いのではないだろうか。この時の中央児童相談所長は、渡邉直さんだ。もう退いてもらって、改革の実効力のある方に就任してもらいたい。
児童福祉法上、所長には裁量権があり、子どものためであれば、あらゆる前例のない対応をする事ができるはずなのだが。
蓮田院長は、子どもを虐待する様な大人だから、話し合いに応じる事はできないとでも千葉県は言いたいのだろうか。それとも支援者と協力する義務は一切ないとでも言うのか。有識者でも無視する千葉県児童相談所が変わってくれる日はいつだろうか。
母親養育求め質問状 慈恵病院院長、子ども保護の児相に|熊本日日新聞
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