2026/6/17
習志野市議会議員の三代川ゆうやです。
令和8年第2回定例会一般質問5日目について、自分なりに分かりやすくまとめます。
※本記事は私自身が議場で聞き取った内容をもとにまとめています。数値や表現については正式な議事録等と異なる場合がありますのでご了承ください。

今回は様々なテーマが取り上げられましたが、特に印象に残った
● 習志野高校の魅力向上
● 谷津小学校放課後児童会の民間委託
● 重点支援地方交付金の活用
● 家庭ごみ有料化
● DX(デジタル化)の推進
● 清掃工場の将来
についてまとめます。
● 習志野高校の魅力向上
習志野高校の魅力向上について質問がありました。
議会では、
・全国レベルの吹奏楽部やスポーツ活動
・近年のメディア露出
・Mrs. GREEN APPLEの番組で紹介されたこと
などが話題となりました。
少子化が進む中、高校同士の競争はさらに激しくなっています。
私はこれまでも、「市立高校だからこそ地域との連携をさらに強化すべき」
と提言してきました。
学校の魅力を点ではなく面で発信し、
「習志野高校だから選ばれる」
そんな学校づくりが重要だと感じました。
● 谷津小学校 放課後児童会の民間委託
今回最も議論が白熱したテーマの一つです。
谷津小学校放課後児童会は令和9年度から民間委託が予定されています。
現在、谷津小学校では約38人の支援員・補助職員が勤務しています。
議会では、
・給与水準は維持されるのか
・現在働いている方は継続して働けるのか
・人材流出は起きないのか
・保育の質は維持できるのか
など多くの懸念が示されました。
全国では民間委託後に支援員不足が発生した事例もあります。
放課後児童会は単なる預かりではありません。
子どもたちの安心安全を支える大切な場所です。
民間委託そのものが目的ではなく、
子どもたちにとってより良い環境になるのか。
支援員の皆さんが安心して働き続けられるのか。
そこを継続的に確認していく必要があると感じました。
● 重点支援地方交付金の活用
物価高騰対策として活用されている「重点支援地方交付金」についても議論がありました。
習志野市では、
・水道料金の基本料金半額
・下水道使用料の基本料金全額
を減免する形で支援を行っています。

一方で議会では、
「現金給付という選択肢はなかったのか」
という視点から質問がありました。
試算では、
仮に市民約17万5,000人全員に5,000円を給付した場合、
・給付総額 約8億7,500万円
・事務費 約1億5,000万円
が必要となり、事務費だけで約16.4%を占める計算になります。
また、浦安市や八千代市など近隣自治体では現金給付を実施した事例も紹介されました。
一方、市は、
・申請不要で実施できる
・速やかに支援できる
・事務負担を抑えられる
などの理由から、水道料金等の減免を選択したとの説明でした。
今回の習志野市の事業では、事務経費は約500万円とされており、支援総額約7億2,800万円に対して約0.4%程度です。
市民へ届けるお金をできるだけ多くし、事務経費を抑えるという意味では、非常に効率的な手法だったと言えると思います。
一方で議会では、
・井戸水を利用している世帯との公平性
・支援効果の違い
・もっとメリハリのある支援ができたのではないか
といった意見も出されました。
物価高騰対策はスピードも重要ですが、
「誰にどのように支援するのが最も効果的か」
という視点も大切だと感じました。
● 家庭ごみ有料化
家庭ごみ有料化についても議論が行われました。
全国的には導入自治体が増えていますが、
・市民負担の増加
・指定ごみ袋の購入負担
・不法投棄への懸念
など様々な課題もあります。
印象的だったのは市原市の事例です。
市原市では家庭ごみ有料化の議案が提出されましたが、「協議が十分ではない」との理由から継続審査となりました。
市原市議会でも前例のない重い判断だったと紹介されました。
家庭ごみ有料化は単なる料金の話ではなく、
・ごみ減量
・リサイクル推進
・市民負担
・将来の清掃行政
をどう考えるかという大きなテーマです。
習志野市でも今後避けて通れない議論になる可能性があります。
● DX(デジタル化)の推進
市ではガバメントクラウドへの移行が進んでいます。
現在、子ども子育て支援業務を除き、
ほぼ標準化が完了しているとのことです。
期待される効果は、
・業務効率化
・安定運用
・システム更新負担の軽減
などです。
一方で、ランニングコストは増加する見込みとの説明もありました。
今後は、職員のデジタル人材育成がますます重要になります。
DXはシステム導入がゴールではなく、
市民サービス向上につながるかどうかが重要だと感じました。
● 清掃工場の将来
清掃工場についても重要な議論がありました。
現在、新清掃工場計画は見直しが進められています。
今後は、延命化、建替え、広域処理
などを比較検討していく方針です。
かつては広域化を行わない判断をしていましたが、
建設費高騰や社会情勢の変化を踏まえ、
改めて検討する必要性も指摘されました。
一方で広域化には、
・自治体間調整
・受入地域との合意形成
などの課題もあります。
今後数十年にわたり市民生活を支える施設だからこそ、慎重な判断が求められると感じました。
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● その他の主な議論
このほかにも、
・樹冠被覆率(まちの緑化)
・ポイ捨て防止条例施行後の状況
・動物との共生
・小学校飼育動物の暑さ対策
・地域学校協働本部
・下水道管路の調査結果
・公共交通空白地区への対応
・消防・救急体制
などについて議論が行われました。
★三代川ゆうやの所感
今回の一般質問を通じて感じたのは、
「人材」と「将来負担」が様々な分野で共通の課題になっているということです。
放課後児童会も、学校も、消防も、行政DXも、
最終的に市民サービスを支えるのは人です。
制度を変えることも大切ですが、
現場で働く方々が安心して働き続けられる環境づくりが何より重要だと感じました。
また、重点支援地方交付金の活用については、
私は事務経費をできるだけ抑え、市民の皆さまへ直接支援を届けるという考え方自体は非常に評価しています。
一方で課題は周知です。
現金給付であれば誰もが実感しやすいですが、水道料金・下水道使用料の減免は、自分が対象になっていることに気付かない方も少なくありません。
私は議案勉強会でも、
「せっかくの支援策が知られていなければ意味がない」と提言しました。
市には広報紙やホームページだけでなく、SNSなども活用しながら、しつこいくらい丁寧な周知を続けていただきたいと思います。
私自身もブログやSNSを通じて、引き続き市民の皆さまに分かりやすく議会の内容をお伝えしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。🙇♂️
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