三代川 ゆうや ブログ

【習志野市 一般会計予算委員会4日】

2026/3/25

― 教育は“今”だけでなく、“これからの習志野”をつくる投資 ―

令和8年度予算を審査する習志野市議会一般会計予算委員会の内容を、自分なりにまとめてみます。
数字等、聞き間違えている可能性もあるため、参考程度でご理解ください。

4日目は10款 教育費についての議論でした。
教育費全体では、予算額は約139億4,583万円、前年比106.8%、構成比17.3%となっています。

結論から言うと、
👉 ICT、体験教育、部活動、スポーツ、生涯学習まで幅広い議論がありましたが、単なる予算の増減ではなく、「どんな学びを実現したいのか」という方向性が強く問われた1日でした。


■ 学校タブレット更新は“買い替え”ではなく“教育DXの次の段階”へ
小学校パソコン推進事業は1億4,640万円、中学校パソコン推進事業は6,850万円。
来年度はタブレット端末の更新が予定されており、新入生以外は3月中に更新されるとのことでした。

私は委員会にて👇
・更新対象台数や更新周期
・故障率やバッテリー劣化の把握
・家庭への持ち帰りルール
・今後5年、10年を見据えた財政負担
などを確認しました。

新端末は、処理速度の向上や脱着式などの改善も図られるとのことです。
タブレットはもはや一時的な整備ではなく、学校教育を支えるインフラです。
更新を機に、学習データの活用や家庭学習の充実など、教育DXをどう進めるのかが重要だと考えます。

https://www.city.narashino.lg.jp/school/ookubo/kyounoookuboshou/R709gatu_7/28892.html

 

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■ 水泳授業は“学校プール前提”から見直しの時代へ
小学校水泳指導委託事業は2,059万円。
現在4校で実施されており、民間委託による水泳授業の効果も議論されました。

特に👇
・専門インストラクターの指導力の効果が大きい
・学校によっては時数確保が難しい
・学校プールの老朽化や維持管理費、教員負担が課題といった点が見えてきました。

市内民間プールには他自治体からの問い合わせも増えていると先日市内事業者の方から伺いました。

👉 水泳は命を守る技能であると同時に、生涯にわたり続けられるスポーツです。
専門人材の活用も含め、小学校から中学校まで一貫した水泳教育の方向性を示していくべきだと要望しました。


■ 体験教育は“移動すること”ではなく“何を学ぶか”が大切
体験芸術活動推進事業は3,903万円。
昨年度の予算には見当たらなかった新しい整理の事業で、音楽会や施設見学、英語、セカンドスクールなどが含まれています。

一方で、内訳を見ると車両運行委託料の割合が大きいことも確認しました。

👉 体験教育は、遠くへ行くこと自体が目的ではなく、子どもたちが何を学ぶかが大事です。
地域の文化施設、企業、大学などの地域資源も活用しながら、内容の質を高めていく必要があると提言しました。


■ 青年の家は“宿泊施設”ではなく“学びの拠点”として再設計を
青年の家管理運営費(富士吉田)は1,591万円。
令和8年度は第二期工事の関係で、4〜6月は体育館が使えるとの説明もありました。

一方で、鹿野山少年自然の家については老朽化の課題もあり、今後のあり方が気になるところです。
委員会では👇
・青年の家の利用状況
・商工会議所など地域団体との連携
・中学校だけでなく小学校の活用可能性
・自然体験やキャリア教育など、時代に即したプログラム
について質問、提言しました。

👉 宿泊すること自体ではなく、どんな体験を子どもたちに提供するのかが重要です。
青年の家を含めた体験学習のあり方を、時代に即して整理していく必要があると考えます。

https://www.city.narashino.lg.jp/shisetu/shigai/kanouzan/index.html


■ 二十歳の門出式は“行事”から“若者が地域とつながる機会”へ
二十歳の門出式事務費は650万円。
対象は2,001名、参加率は56%とのことでした。来年度は受付業務の簡略化も進める予定です。

他自治体では👇
・若者主体の実行委員会方式
・地域団体との連携
など、式典の意義を高める工夫も進んでいます。
二十歳の門出式は、一生に一度の節目であると同時に、若者が地域との関係を見つめ直す大切な機会です。
単なる式典にとどめず、若者が地域に関わるきっかけづくりにつなげるべきだと要望しました。


■ 全国高校総体(水球)は“せっかくやるなら意義ある形”に
令和9年度全国高等学校総合体育大会(水球)の準備経費として315万円が計上されています。
この大会は南関東ブロック(山梨県・神奈川県・千葉県・東京都)での広域開催です。

現在は実行委員会の立ち上げ準備が進んでおり、先進地視察として滋賀県草津市への旅費も計上されています。

👉 せっかく全国大会を開催するのであれば、一過性のイベントで終わらせるのではなく、子どもたちがトップレベルの競技に触れる機会づくりや、競技人口の裾野拡大につながる形にしていくことが重要です。
本市のスポーツ振興や地域の魅力発信につながる大会運営を求めました。


■ 体育施設は“管理”だけでなく“スポーツのまち習志野”を形にする場へ
体育施設管理運営費は1億8,932万円。
習志野市はオービックシーガルズや千葉スカイセイラーズなど、全国レベルのスポーツチームと協定を結んでいます。

実際に👇
・オービックシーガルズは市内で5試合
・千葉スカイセイラーズは3〜4試合
程度を見込んでいるとのことでした。

また、来年度からスポーツ振興計画もスタートします。
👉 体育施設を単なる維持管理の対象にとどめず、
・公式戦や公開練習
・子ども向けスポーツ教室
・学校とのスポーツ交流
など、市民が“する・見る・支える”でスポーツに関われる仕組みづくりが重要だと要望しました。


■ 部活動地域展開は進むが、次は“持続可能性”が課題
部活動支援事業では、休日の地域展開が進められており、運動部77部活動のうち約3割が地域展開済みとのことでした。
大学生コーチの活用もあり、日大生産工学部のグラウンドを借りた陸上部の活動も行われています。

一方で👇
・兼職兼業の教員が約半数
・文化部の今後
・R11年度からの受益者負担導入検討
など、これからの課題も見えてきました。
地域展開は進めるだけでなく、持続可能であることが大切です。
子どもたちにとってより良い活動環境になるよう、丁寧な制度設計が必要だと思います。


■ AIドリル、ALT、図書館…“新しい学び方”の議論も
教育現場では、
・AI型デジタルドリル
・紙とデジタルのバランス
・ALT配置と英語力向上
・図書館資料整備
・学びの多様化学校
など、多様な論点が議論されました。

特にAIドリルについては、高学年からデジタル活用を進め、小学校低学年は引き続き紙中心という整理も示されました。

👉 デジタルか紙か、ではなく、子どもの発達段階や学びの目的に応じて最適な方法を選ぶことが大切だと考えます。


■ まとめ
4日目を通して見えたのは👇
👉 教育費は単に学校を回すための予算ではなく、習志野の未来をつくる投資だということ
👉 そのためには、設備更新だけでなく、学びの中身や方向性をセットで考える必要があるということ

特に
・タブレット更新
・水泳授業
・体験教育
・青年の家
・スポーツ振興
などは、単年度の予算だけでなく、これからの習志野の教育の形そのものにつながるテーマでした。

引き続き、子どもたちにとって本当に意味のある学びとは何か、そしてそのためにどんな投資が必要なのかを、事実に基づいて見ていきます。

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著者

三代川 ゆうや

三代川 ゆうや

選挙 習志野市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 4,588 票
選挙区

習志野市議会議員選挙

肩書 習志野市議会 総務常任委員会 副委員長
党派・会派 無所属

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