2026/5/13
◼️茂原市のロケツーリズム視察から見えた可能性
若手議員の会の研修で、茂原市の「ロケーションサービス(ロケツーリズム)」について視察しました。
今回の視察を通じて感じたのは、
「ロケ誘致」は単なる撮影受け入れではないということです。
茂原市では、
* 地域経済
* 観光
* 創業支援
* シティプロモーション
* 地域ブランド
までを一体的に考えながら、
“選ばれるまち”づくりを進めていました。
◼️ロケ地は「観光名所」でなくても価値になる
印象的だったのは、
ロケ地は有名観光地だけではないという点です。
茂原市では、
* 昔ながらの商店街
* 学校
* 路地裏
* 工場
* 海辺
* 市民会館
など、“何気ない日常風景”をロケ地として活用していました。
作品の世界観に合えば、
特別な観光資源がなくても価値になる。
これは非常に大きな学びでした。
◼️「選ばれるまち」を支える体制づくり
茂原市では、
「千葉もばらロケーションサービス」
という組織を立ち上げ、
* 商工会議所
* 観光協会
* 消防
* 教育委員会
* 警察
* 自治会
* 地元事業者
など、多くの関係団体と連携していました。
さらに、
市民ロケ応援団
「もばロケ☆ネギらい隊」を結成。
市民がロケ地探しや撮影協力、PRなどに関わることで、地域ぐるみで作品を支える体制を作っていました。
また、撮影支援では、
* ヒアリングシート
* 撮影規約書
* 権利処理確認書
の“三種の神器”を整備。
問い合わせ対応から、
保険・事故対応、
撮影後の権利確認まで、
明確なルールと体制を構築していたことも非常に印象的でした。
こうした積み重ねが、
制作会社からの信頼につながり、
継続的な撮影誘致につながっていると感じました。
◼️ロケ誘致は地域経済にもつながる
撮影による市内直接経済効果は
約9,700万円
との説明がありました。
ロケ隊は50〜100人規模になることもあり、
* 宿泊
* 飲食
* ロケ弁
* 車両
* 備品
* 美術協力
など、地域への経済波及効果が大きいとのこと。
「ロケ弁ガイド」を作成し、
地元飲食店につなげている点も印象的でした。
さらに、
* 地元土木事業者
* 自動車整備会社
* 商店街
* 旅館
* ダンススタジオ
など、地域全体で撮影を支えていたことも特徴的でした。
単なる“場所貸し”ではなく、
地域事業者の仕事につながっている点は非常に参考になりました。
◼️「作品を見る → 行ってみたい」へ
また、茂原市では、
単に撮影を受け入れるだけではなく、
* ロケ地マップ
* 展示会
* SNS発信
* 地元グルメ連携
* 市民参加
* エキストラ制度
* 舞台挨拶
* 特別上映会
などを通じて、
「作品を見る → 行ってみたい」
につなげていました。
映画「青くて痛くて脆い」の展示会では、
4日間で2,500人以上が来場したとのこと。
作品をきっかけに、
まちに人を呼び込む仕組みづくりが行われていました。
◼️シビックプライドの醸成
市民の皆さんが、
「あの作品、うちのまちで撮ったんだよ」
と誇りを持って話されることもあるそうです。
ロケツーリズムは、
単なる観光施策ではなく、
* 地域への愛着
* まちへの誇り
* 市民参加
* ふるさと意識
を育てる効果もあると感じました。
これはまさに、“シビックプライド”の醸成だと思います。
◼️習志野市でも可能性を感じた
茂原市では、
地道に制作会社との信頼関係を積み重ねながら、
“選ばれるまち”を作っていました。
習志野市はベッドタウンと言われていますが、
* 谷津干潟
* 谷津バラ園
* 茜浜
* 津田沼エリア
* 音楽文化
* スポーツ資源
など、多くの魅力があります。
今回の視察を通じて、
「今ある地域資源をどう活かすか」
という視点の重要性を改めて感じました。
こうした先進事例を学びながら、
習志野らしい魅力発信、
そして地域活性化につなげていきたいと思います。



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