2025/11/3
こんにちは、田中ヒロシです。
高市総理孤軍奮闘ですね。いきなり、かなり濃密な外交デビューとなりました。
いろいろと気になるテーマがありましたが、本日は、外交の切り札となったレアアースについて。
日米、レアアースの供給確保の協力強化合意
高市首相、レアアースの輸出規制にも言及
今のところ、米中の交渉はこんな感じだそうです。
トランプ氏、レアアース巡る勝利を誇示-習氏の優位も浮き彫りに
中国はレアアース追加規制を停止、半導体企業の調査終了-米政府
日米協力でチャイナ「レアアース外交」無力化?!みたいな話をしている言論人の方がいたけど、本当にチャイナに対して牽制となるのかヒロシは疑問に思っています。
そもそもレアアースとはなんでしょうか
レアアースとはどんなもの
産出量が少ないレアメタル(希少金属)の一種で、ネオジムなど17元素で構成する。少量で素材の性能を大きく向上させ、電気自動車(EV)や風力発電機に組み込むモーターなどに使われる。ハイテク製品の生産に不可欠で、最大産地の中国はレアアースを武器に他国を揺さぶる。 日本経済新聞
金属鉱業事業団によるとアメリカは中国、ロシアに次ぐレアアース大国と書いている方がいましたが、なんでブラジル、インド、オーストラリアがいないのか、アメリカは5%くらいだったような気がしますが。。。まぁ、話を進めると、資源もさることながら「精製、加工、応用技術についても長い歴史を持ち、 レアアース技術に関して、世界で最も進んだ技術を保有する国の一つ」と報告している。
そうなると、なんで埋蔵量を遥かに超えるレアアースの90%をチャイナが掌握しているのかということが気になる。
埋蔵量は別にしても、アメリカに高い技術があるのなら、チャイナの「レアアース外交」は決定的な武器にならないのではないかと思った方も多いだろう。
起業家であるアルノー・ベルトラン氏によると、アメリカが頑張ったところで、レアアースの生産体制を作ることができないことをガリウムを例に指摘している。
How long can China play the “rare earths card” ? – Arnaud Bertrand
軍事レーダーにとって不可欠な素材であるガリウムは、スマートフォン用充電器や、電気自動車からデータセンターまで、幅広く利用される次世代パワー半導体であるGaN半導体にとっても必要不可欠な要素。
レアアースは決して珍しいものではないようだ。ではなんでチャイナが独占しているのか。ガリウムは採掘し精製するという工程で生産されるものではないのです。アルミニウム生産工程で生まれる副産物。採掘したアルミニウムを分離・精製および電解・還元工程で生産過程でごく微量のガリウムを手にすることができる。
つまり、アルミニウムの生産が前提となる。
では、どれだけアルミニウムを生産することになるのか。
ガリウム1に対してアルミニウム12万の生産が必要。
アメリカでは対応できるようなアルミニウム工場がそもそもないということ。それがチャイナ一極集中の原因と言える。既にチャイナでは、生産環境が整っており、そこに追いつくには膨大な投資と人員確保が必要となる。アメリカが技術的にノウハウが蓄積されていたとしても、生産工程や、おそらく莫大な電力、そして技術者の確保などなど、わかっていてもできないことがたくさんあるということなのだろう。
スマートフォンなら回収して再利用ができるが、兵器となると回収することは現実的に難しい。ということはレアアースを常に生産し続けなければ、ロシアとの代理戦争に参加することすらできなくなってしまうということだ。
だから、トランプのトマホーク提供話は二転三転した。
トマホークの生産は年間最大90発と言われている。現在の海軍による保有はウォール・ストリートジャーナルによると4,000発。
この状況で、ロシアに打ち込むために使えるかということ。
このレアアースの生産体制を知れば、在庫不足かつ、増産について極めて難しいことが理解できる。
話は戻りますが、アメリカが生産体制を築き、レアアースの安定供給ができる国になるなんて無理な話でしょう。なんといっても、製造業においてアメリカは日本やドイツに勝つことができない。だから、金融やITなど製造業以外の分野に活路を見出した国です。
今更、製造業なんてアメリカにできるのでしょうか。
強いアメリカ!?
トランプは確かに、そんな古きよきアメリカを夢見て当選し、製造業の復活を願っているのかもしれません。
でも、現実はどうでしょう。
ここ数十年、アメリカはサプライチェーンの構築なんて面倒なことはスルーしてきました。古き良きアメリカを取り戻したいのなら、いくつかの段階と努力、そして長期的な計画が必要となるでしょう。
忍耐が必要な事業は全て投げ捨てて、安易な道を選び、政治介入で、他国を間接統治し、なんとか大国を維持してきた国に、もはやそんな考えはなく、どうせまた合理的に収奪することしか考えてないのではないかと思います。
なんといっても、LGBTやら人種問題で、適切な人材を確保し育ててない。もはや製造業どころではないでしょう。
今から産業を育て構築する?今から再構築して、いつになったらレアアースを潤沢に生産できるようになるのでしょうか。
もし、これが日本なら、代替できる仕組みを考えることに注力するでしょう。でもアメリカは、ただただ、機械的に生産するくらいしかできないと私は思っています。
ただまぁ、いずれにしても特定の国に大きく依存していることが最大の問題なので、日米による協力強化は不可欠。これは、大きなリスクなので、レアアースのサプライチェーンの脆弱性克服のための技術開発を推進しなければいけませんね。
でも、今のアメリカにそこまでのパワーがあるか疑問。内戦前夜のやばい状況だから、日本に対して何でもかんでも無茶振りしてくることでしょう。
第7艦隊買取とかレンタルなどという話が出ているようですが、生産できないから、ありものを買い取れ、かつ太平洋は日本が守るのだ!
でも、指揮権はアメリカ?!ってことなのか。
もちろん負担は全額日本?!
これでは、日本が東アジアの盾となる、日本営業所の傭兵化計画ってことになるんじゃないかと懸念しています。中米や中東にも第七艦隊として参戦させられることも心配。これでは自国の防衛ではなく、世界の警察犬に成り下がってしまう。
もしかしたら、アメリアとチャイナで話がついていて、演出された綱引きを見せられ、日本が板挟みにあい、結果それぞれの国に負担を強いられる仕組みになっていたりなんかして。。これは対立しているように見せかけつつ、日本を食い尽くす利益の共有なのではないか。そう考えると、日米、日中の首脳会談は高市早苗に花を持たせ、高い支持率を維持させ、解散総選挙、大勝、しばらく選挙もなくじわじわと米中が日本を食い物にするのではないかと気掛かりでなりません。
プーチンやラグロフが冷静な対応をしているということは、お馬鹿さんなトランプの事情を理解し、既にチャイナと話をつけているのではないかとヒロシは睨んでいます。
トランプはポンコツ。それを理解して対応しているなら高市氏を支持できるけど、ポンコツと地獄へ道連れだけはやめていただきたい。
防衛力強化は主権国家として当たり前。でも、高市さん、十分注意してほしい。
アメリカの状況は深刻。日本は納品されない原子力潜水艦のために3,000億円の支払を強いられるなんて状況になったら、高市政権は売国奴と言われても仕方ない。
まぁ、いずれにしても高市さん日本のために頑張ってください!
あっ、それとコチラが田中ヒロシのブログ一覧です。ご一読ください!
中野が変われば、日本も変わる
日本が変われば、世界も変わる
高市さん、国民のために頑張ってください!
西武新宿戦沿線、中野区白鷺の田中ヒロシの「専売?レアアースなぜ希少?戦略資源簡単解説。産出国埋蔵量ランキングは?中国以外にないの?」でした。
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