2023/8/7
この夏、たくさんの親子の姿を目にしました。小学生は、親の横でゲームしていることが多いです。大抵の子供達はゲームをしています。ゲームの種類にもよりますが、大抵のゲームはテンポ速いですよね。そしてそのテンポに俊敏に反応することで高得点を得る。その生産性(?)を高めることに慣れた子どもたちは、果たして学校の一斉授業の30人テンポについていけるのだろうか、もしかして不登校の子たちの教室に合わない一つの原因なのでは?ということを思いました。不登校気味と言われる子ども達はゲームが上手だったりします。
学校公開で教室の後ろに立っていて見えるのは、与えられた課題がすでに終わり暇そうにしている子、おしゃべりしている子、全く別のことをしている子、課題がどこかで引っかかってまだ終わらない子、などの様々な子ども達です。個別最適な学びといっても、教室でやることには人手という面から限界があります。子どもたちの生態(?)に合わせて、彼らのテンポに合わせた過ごし方があれば、学校への満足感が増えるかもしれません。限界がある中で最高とはいえないかもしれませんが、一つ提案したいのが「図書室登校」です。不登校傾向の生徒は保健室登校をさせて出席扱いにすることが多くの学校で行われています。しかし体の不調でないことも多いので、保健室でなく、本や漫画の置いてある図書室に来て頂き、自分の興味を広げて欲しいと思います。そして授業中どの子もいつでも教室から移動しても大丈夫だといいのですが。子どもたちには探究学習や学びの主体性を感じ満足感を得て欲しいです。実現に必要な人手については、東京都の別室指導支援員配置補助金が適当ではないかと考えています。
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イワサキ サヤコ/54歳/女
ホーム>政党・政治家>岩崎 さやこ (イワサキ サヤコ)>もし図書室登校があれば!講演会(元麹町中学校校長工藤勇一先生)を聞いて。ゲームに慣れた子どもたちへ。