2026/6/1

今般報道されている県議会の海外視察、県庁部課長会による政治資金パーティー券購入問題、さらには県議会における取材対応のあり方などについて、福岡市西区の支援者や地域の皆様をはじめ、多くの県民の皆様から連日、様々なご意見やご批判、疑問の声をいただいております。
県民の皆様が抱く不信感や疑問に真摯に向き合い、説明責任を果たしていくことは、県議会議員として当然の責務であると考えています。
今回の一連の問題については、法令違反の有無だけでなく、県民から見て適切であったのか、理解と納得が得られるものであったのかという視点が重要であると考えます。
また、今般の世界情勢により県民生活が不安定な状況に直面する中、県議会及び県庁にはこれまで以上に高い透明性と説明責任が求められています。
そのような認識のもと、現時点における私の見解と所感を記します。
今回の問題について
服部知事は記者会見において、議会や議員への配慮、いわゆる忖度とも受け取られかねない状況があったことに言及されました。
私はこの発言を大変重く受け止めています。
一方で、知事は県庁職員として課長、部長、副知事を歴任し、長年にわたり県政の中枢を担ってこられました。そのような立場でありながら、これまでの経緯や実態について十分に把握していなかったかのような説明や対応が見受けられたことについては、率直に残念な思いもあります。
慣行、慣行の見直し
私も県議となり4年目を迎えますが、福岡県議会には長年続いてきた独特の慣行や文化が存在することを少しずつ実感しています。
しかし、どれだけ長く続いてきた慣行であっても、県民の理解や納得が得られないものであれば見直していくべきです。
昨年度末には、私の問題提起を契機として、秘書室が長年慣習として購入を続けていた政党機関紙の公費購入が全面廃止されました。
違法か違法でないか、低額か高額かだけではなく、
「県民から見てどう映るのか」「十分な説明責任を果たせるのか」
という観点が重要であると考えています。
今回の部課長会の問題についても、中間報告が公表された段階であり、私は今後も調査の進捗と最終的な検証結果を注視し、必要な点については適宜確認してまいります。
現時点では内部の調査とのことで該当職員らから本音をヒアリングできているのか、現職のみならずOBからもヒアリングすべきでは、という声も受けており、実効性のある調査を求めていきたいと思います。
海外視察について
私は今回報道されている海外視察には参加しておらず、政治資金パーティー券の販売等にも関与しておりません。
一方で、議員による海外視察そのものを否定する考えはありません。
私自身、今後、福岡県の海外事務所や出先機関が設置されている国や地域、また県内で深刻化する人材不足対策の観点から、インドネシアの現地法人や送り出し機関等の視察を検討しています。
重要なのは、視察の有無ではなく、
「何のために行くのか」
「どのような成果が得られたのか」
「高額な宿泊先にする必要性とその効果があったのか」
「県民にどのような利益をもたらすのか」
を明確かつ県民が容易に納得できる説明かどうかであると考えています。
開かれた県議会へ
議会内における取材ルールの見直しについても議論が進められています。
議会の秩序維持は重要ですが、同時に県民の知る権利や情報公開も極めて重要です。
県議会は県民のために存在する機関であり、閉鎖的な議会、閉鎖的な組織になってはならないと考えています。
県民に開かれた議会であり続けることを前提に、秩序維持と情報公開の両立を図るべきと考えます。
おわりに
物価高による家計負担の増加や先行きの見えない世界情勢の中、多くの県民が不安を抱えながら生活されています。
だからこそ、県議会議員には県民に最も近い感覚を持ち、県民目線で物事を考える姿勢が求められています。
私は今後も是々非々の立場で、
・行政の政治的中立性
・公金支出の透明性
・説明責任の徹底
・前例や慣行にとらわれない改革
を求めながら、県民の皆様から信頼される県政と県議会の実現に向けて取り組んでまいります。
なお、本件に関するご意見や情報提供、ご質問につきましては、記録の正確性と対応の公平性の観点から、事務所へのお電話ではなく、可能な限り塩生好紀公式ホームページのお問い合わせフォームをご利用いただけますと幸いです。
福岡県議会議員(福岡市西区)
日本維新の会福岡
塩生 好紀
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