2025/5/14
2026/3/31までに200冊読む脳トレ📖
現在 162/200冊
題名
「経済学原理(第1巻)」
所感
「経済学は人間の「欲望」と「選択」に根ざす営みであり、数式だけでなく歴史的経験や文化的背景を含む幅広い視点が必要であることを実感させられた。」
#アルフレッドマーシャル
#西沢保
#藤井賢治
#岩波書店
【ルール】
①新書でもOK
②過去読んだ本の読み返しOK
③挫折禁止の為、宣言と公開
【概要】
本書『経済学原理』は、アルフレッド・マーシャルによる経済学の体系化を目的とした古典的名著であり、特に人間行動の複雑性と歴史・制度・文化への深い洞察を経済分析に統合する試みが特徴です。
単なる「富の研究」ではなく、人間の動機・習慣・感情・名誉欲を含めた行動原理に注目し、経済学が取り扱う範囲を「物的な富の分析」から「人間の行為に関わる動機の解明」へと広げようとします。
マーシャルは、経済法則が普遍的であるとは限らず、各民族や地域の自然環境・文化的背景・歴史的条件が経済的成果を大きく左右すると論じます。
また、経済学における抽象的推論(演繹)と経験的観察(帰納)の双方の限界と補完関係を認識し、過度な数理依存や教条主義的な体系化への戒めも含まれています。
例えば、インフレーションや失業といった数量的現象でさえ「名誉」や「信用」といった非物質的要素を無視しては理解できないとします。
著者の問いは明快です。
「経済学とは何か、そしてそれはどこまでを説明すべきか」。
これに対し、本書は「経済とは制度・文化・自然環境の上に成立する動態的な秩序」であり「科学でありながら人文学的視点が不可欠な学問」と定義します。

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