2026/8/17
| 小森さだゆき | 参政党 / 高槻市議会議員
先日の仙台研修において、非常に興味深く、またこれからの地域社会の健康政策にも直結する最先端の知見に触れる機会がありました。
それが、東北大学加齢医学研究所の瀧研究室が進めている「脳科学研究の社会実装」です。
私たちは「脳の健康」や「認知症予防」と聞くと、何か特別なトレーニングや高価なサプリメントを想像しがちです。しかし、瀧研究室が挑んでいるのは、誰もが毎日行う極めて身近な習慣である「食」を通じて脳を育み、守るという画期的なアプローチです。
瀧研究室では、脳科学の知見を机上の空論にとどめず、実際の生活に役立てる「社会実装」を軸に、民間企業との積極的な産学共同研究を展開しています。
今回の研修では、特に私たちの命を支える基本である「お米(主食)」と「お水(水分補給)」に注目した、以下の2つの共同研究について深い知見を得ることができました。
日本の主食であるお米を通じて健康寿命を延ばすため、瀧研究室は東洋ライス株式会社との共同研究を行っています。
金芽米や亜麻仁米、そして脱ロウ玄米など、健康価値の高いお米が脳の機能にどのような好影響を与えるかという研究が進められており、実際の介入試験において「玄米食の継続が、脳の遂行機能(計画を立てて段取り良く物事を進める能力)の維持・改善に寄与する」という驚くべき成果が実証されています。
従来の玄米は「硬くて食べにくい」という課題がありましたが、独自の技術で食べやすくしたお米を取り入れることで、子どもからシニア世代まで無理なく脳の健康を守る「食育」としての社会実装が期待されています。
もう一つの重要なテーマが、水分補給が脳に与える影響です。大分県日田市の豊かな自然が育む「日田天領水」は、天然の活性水素を多く含み、高い抗酸化作用を持つことで知られる天然水です。
瀧研究室らによる研究では、「抗酸化作用を持つ天然還元水を継続的に摂取することが、脳の酸化ストレスを抑え、認知機能低下の抑制に繋がる可能性」が示唆されています。
特別な医薬品に頼るのではなく、毎日飲むお水を良質なものに変えるだけで、脳の発達や健康維持にアプローチできるというアプローチは、非常に現実的かつ持続可能な健康習慣と言えます。
これら2つの研究に共通している最大の魅力は、「普段の生活を大きく変えることなく、お米やお水を『置き換える』だけで脳の健康を守れる」という圧倒的な手軽さにあります。
超高齢化社会を迎える日本、そして我が街・高槻市においても、健康寿命の延伸や認知症予防は最優先で取り組むべき課題です。また、これからの未来を担う子どもたちの健やかな脳の発達(知育)にとっても、この「食の質」の向上は極めて大きな意味を持ちます。
今回、仙台研修で得た「脳科学×食育」の知見をしっかりと咀嚼し、誰もが健やかに暮らせる街づくりの政策提案へと活かしてまいります。
| 小森さだゆき | 参政党 / 高槻市議会議員
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