2026/8/12
現在、千歳市議会では議員報酬の見直しについて議論しています。「議員が自分たちの報酬を上げようとしているのでは」と感じる方もいると思います。だからこそ、議論の前提と私自身の考えをお伝えします。
千歳市議会の一般議員の報酬は月額38万5,000円です。2005年に39万5,000円から38万5,000円へ減額されてから、21年間引き上げられていません。議員の間でも増額と現状維持に意見が分かれており、公開の意見交換会を重ねています。
私は、議員報酬は引き上げを含めて見直すべきだと考えています。ただし、「自分たちの生活が大変だから上げてほしい」ということが理由ではありません。重要なのは、どんな人でも議員という仕事を選択できる環境になっているか、という点です。
会社員だった30代、40代の方、子育て中の方、専門職として働く方が地域のために政治へ挑戦しようとしたとき、他の収入や資産がなければ生活が成り立たないことが大きな参入障壁になれば、議会に集まる人も限定されます。
私は、議員は全員専業でなければならないとは考えていません。会社経営や農業などと兼業する議員がいることにも意味があります。一方で、専業という選択肢も現実的に取れる報酬水準であるべきです。千歳市議会議員として、また国民民主党北海道の幹事長として地方政治の担い手を増やす立場からも、これは大切な論点だと考えています。
もちろん、市民生活が厳しい中で「なぜ議員の報酬を上げるのか」という意見は当然あります。「21年間上がっていない」「他の自治体より低い」という理由だけでは、十分な説明にはなりません。
大事なのは、議員にどのような仕事を求め、その仕事にどの程度の報酬が適正なのかという議論です。行政をチェックするだけでなく、地域課題を調査し、市民の声を政策につなげ、他自治体の事例も研究して提案する。これからの地方議会には、そうした政策提言型の役割も必要です。
報酬を上げるのであれば、議員側にも、これまで以上の仕事と説明責任が求められます。議員報酬だけでなく、議員定数、社会保障、議員の仕事、どのような人に議員を目指してもらいたいのかまで含め、これからの千歳市議会のあり方を考える必要があります。
その観点から、私は引き上げを含めた見直しが必要という立場です。報酬審議会での検討を含め、異なる意見を持つ議員や市民の皆さんに情報を示しながら、納得できる結論をつくっていきたいと思います。
詳しい経緯と考えはnoteにもまとめています。
https://note.com/ogawayohei_hkd/n/n5bcd98da51ff
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オガワ ヨウヘイ/36歳/男
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