2026/8/14
奈良県議会議員・永田ゆづる(37歳)|奈良市・山添村選出(自民党)|です。
奈良県内で、空き家を狙った窃盗被害が急増しています。
県警によると、今年1月から6月までに、空き家に侵入して現金や貴金属などが盗まれた被害は122件。前年同期の47件から、約2.6倍に増えています。奈良市でも11件が確認されています。
私はNHKの記者時代、事件・事故の現場を数多く取材してきました。犯罪被害について感じるのは、被害が起きてからでは取り返せないものがあるということです。
特に今回、気になるのが、亡くなった方の住宅で遺品整理が終わっていないうちに被害に遭ったケースです。
思い出の詰まった実家をすぐには片付けられない。遠方に住んでいて、頻繁には様子を見に行けない。そうした事情を抱えるご家族も少なくないと思います。そこにつけ込む犯罪は許されません。
一方で、被害を防ぐために私たち自身ができることもあります。
現金や指輪、ネックレスなどの貴重品を空き家に残さないことはもちろん、郵便物をためない、庭の草木を定期的に手入れする、壊れた窓や障子などをそのままにしないことも大切です。
外から見て「長期間、人が出入りしていない」と分かる状態をできるだけつくらないことが、防犯につながります。
そして、もう一つ大切なのが地域の目です。
「あの家の周りで見慣れない人を見かけた」「いつもと様子が違う」。そんな小さな違和感を近所同士で共有できる関係が、犯罪を遠ざける力になります。
高齢化や人口減少に伴い、奈良県でも空き家は今後さらに大きな課題になります。空き家対策は、建物の管理だけではなく、地域の防犯にも直結する問題です。
ご実家など、身近に普段使っていない住宅がある方は、この機会に一度、貴重品や郵便物、庭や窓の状態などを確認していただければと思います。
犯罪者に「狙いやすい家」と思わせない。日頃の小さな備えと地域のつながりで、大切な財産と地域の安心を守っていきましょう。
県政へのご意見・ご要望はコチラ→ https://line.me/R/ti/p/%40543hdkmo
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