2026/7/31
奈良県議会議員・永田ゆづる(37歳)|奈良市・山添村選出(自民党)|です。
「飛鳥・藤原の宮都」の世界文化遺産登録を受け、奈良への注目がこれまで以上に高まっています。そうした中、多くの観光客が利用する近鉄奈良駅の観光案内所がリニューアルオープンしました。
この案内所は、奈良公園や東大寺、春日大社へ向かう玄関口に位置し、昨年は約43万人が利用しました。今回のリニューアルでは、これまでの対面による観光案内や手荷物預かり、外貨両替に加え、観光情報を検索できるタブレットや多言語パンフレットを備えた無人スペースが新設され、利用時間も午後10時まで延長されました。外国人観光客を含め、より便利に奈良を楽しんでもらえる環境が整ったことは大変歓迎すべきことです。
一方で、奈良県の観光には大きな課題もあります。それは「多くの人が訪れるのに、県内で十分にお金が使われていない」という点です。奈良公園周辺には国内外から多くの観光客が訪れますが、日帰り客の割合が高く、宿泊や夜間の消費につながりにくいことが長年の課題となっています。
観光案内所の充実は、単なる道案内ではありません。滞在時間を延ばし、奈良町や飛鳥地域、県内各地の観光地へ足を運んでもらうきっかけをつくる重要な役割があります。地域の飲食店や宿泊施設、文化体験などへ観光客をつなぐことで、地域経済への波及効果も大きくなります。
私は県議会でも、観光客数だけを追い求めるのではなく、「観光消費額」をどう伸ばすかという視点が重要だと訴えてきました。世界遺産登録はゴールではなく、新たなスタートです。この機会を一過性のブームで終わらせず、奈良県全体へ観光客が周遊し、宿泊し、地域でお金を使っていただける仕組みづくりを進めていくことが必要です。
奈良の歴史や文化という世界に誇る財産を、地域の活力につなげられるよう、県議会議員として観光振興と地域経済の発展に向けた取り組みを引き続き後押ししてまいります。
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