2024/7/29
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
SNSで外国人が奈良市の鹿を蹴る動画が拡散し、ニュースにもなりました。
「人として最低の行為はやめろ」とストレートに伝えるべきだと思います。天然記念物としての法的保護もありますが、そもそもなぜ奈良の鹿が大切にされてきたのかを知ってほしいと感じました。
■ 鹿は神の伝令
【古事記より】
天照大神(アマテラス)は、オオクニヌシに国譲りの交渉をするため、次男・天菩比(アメノ ホヒ)を使わせますが失敗します。次に天若日子(アメノ ワカヒコ)を向かわせますが、これまた失敗。
いよいよ、剣の神である武闘派の天之尾羽張(アメノ オハバリ)にお願いしようとするも…辺境の険しい山奥に住んでおり、他の神でもたどり着くのが困難でした(なんでやねん)。
そこで、鹿の神である天迦久(アメノカク)が伝令係に抜擢されるのです。
険しい山を楽々と登っていき、依頼を無事に伝えることができました。結果的に、アメノ オハバリの息子である最強の武神、建御雷(タケミカヅチ)が派遣され、国譲りが達成されました。
■ 様々な神使
この物語から、春日大社や鹿島神宮では鹿が神使(しんし)として大切にされてきました。神使役は鹿だけでなく、虫・爬虫類・鳥など多様で、実に日本らしい分け隔てない感性が感じられます。
ちなみに伊勢神宮の神使はニワトリです。

■ 大切にされてきた証拠
奈良の鹿は、観光のため放たれたのでは?と考える人もいるかもしれません。
しかし遺伝子解析では、奈良公園にいる鹿は、他地域とは異なる遺伝子型を持つことが示され、奈良公園内で1400年間ずっと世代交代を続けており、長年にわたり大切に育てられたと結論づけられていました。
参照:「神の使い」奈良公園のシカに独自の遺伝子…1400年前から集団内で繁殖
■ シカトするなよ
シカトという言葉は、実は花札から来ているそうです。10月札の”紅葉と鹿”では、そっぽをむく鹿の絵が描かれており、「鹿十➡しかとう➡シカト」にかわったそうです。若者言葉ではなかったのです…

■ しかのこ・のこのこ・こしたんたん
すごいタイミングというか、今年の夏は『しかのこのこのここしたんたん』という謎のアニメ、そのオープニングが流行しているという・・・。今、奈良公園の鹿が色んな意味でアツいのかもしれません。
私はコロナ禍の時に奈良公園に行きましたが、観光客が少なくみんなちょっと飢えていて、鹿せんべいのおねだりがかなり強引でした。今だと少し落ち着いたかな。
いやぁ、今期のアニメは、「鹿の子 vs 推しの子」となっているカオスな状況ですね。
インターネットのリテラシーを教えると同時に、”なぜ鹿が大切にされているのか”を教えた上で、修学旅行や観光ツアーをしてほしいと切に思いました。知ることから愛は始まります。私も全然知らなかったので勉強になりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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ホーム>政党・政治家>長田 たくや (ナガタ タクヤ)>罰が下れば良い 【鹿に謝れ。神の使いであるぞ】