2026/1/18
兵庫県 川西市議会議員(薬剤師) #長田たくや です。
阪神・淡路大震災から30年。当時は小学生。堺に住んでいた私は神戸をすごく遠いところだと認識していました。

あの震災は、自然災害の脅威だけでなく、「報道は誰のためにあるのか」という課題を残しました。結果、実効性に疑問が残る「むなしい報道指針」だけが作られました。
■ 報道ヘリによる二次災害
1月17日午前5時46分、阪神・淡路大震災が発生しました。国内で史上初めてとなる震度7を観測し、死者・行方不明者は6,434人。川西市でも死者4人、重傷者75人、家屋全壊554棟を記録しています。
さて、この震災ではヘリの活躍がありました。1月17日~31日までに、移動や給油などの災害活動以外の飛行が33.0%、次いで食料品搬送31.1%、人員搬送18.4%、救急搬送8.8%など、災害救助活動に有益でした。
一方、マスコミのヘリコプター騒音で、「捜索が困難」「騒音が原因でPTSDになる事例」があったそうです。長時間騒音を出しながら低空飛行を続けたためだと考えられています。
参照:阪神・淡路大震災における被害拡大要因について

■ 直接的な資料がない
しかし、「マスコミの自分たちが悪いことしてごめんなさい」という文書は、探しはしましたが見つからず(もしご存知の方がいれば教えてください)。
内閣府の防災情報ページ、阪神・淡路大震災教訓情報資料集【02】ヘリコプター輸送 では、以下のような記述があります。
内閣府も報道ヘリに問題意識を持っていた…てか、めっちゃ怒ってるよね…。
■ 謝罪も、検証もない
阪神・淡路大震災後、民放は業界団体として災害報道に関する指針を明文化しました(1997年制定)。
参照:日本民間放送連盟 報道指針
みなさん一度読んでほしいのですが、「ぼくたち、わたしたちのりそう」といった印象です。
報道における表現は、節度と品位をもって行われなければならない。過度の演出、センセーショナリズムは、報道活動の公正さに疑念を抱かせ、市民の信頼を損なう。
「支持率下げてやる!」 節度と品位とは?

実際の災害報道でも、十分に活かされているとは言い難いのが現状でした。
東日本大震災の時にも、BPOにヘリコプター取材や心ないインタビューなどの批判が寄せられていました。

もはや形骸化した文書となっていますね…。
一方、NHKについては、震災を受けた報道指針の改訂や反省を示す公開文書すら確認できませんでした。ただ、民放ともども、阪神淡路大震災のようなヘリの低空飛行はしないなど、一定の改善がみられてはいるそうです。
■ 社会悪とは?
日本民間放送連盟の報道指針には、これまたユートピア的な文書があります。
(2) 報道活動は、公共性、公益性に基づいて、あらゆる権力の行使を監視し、社会悪を徹底的に追及する。
(3) 報道活動は、あらゆる圧力、干渉を排除する。
ジャニーズ全然報道しなかったやん…

1999年頃から問題は指摘されていましたが、
テレビでの検証報道はほとんど行われませんでした。
2019年にジャニー喜多川氏が死去。
それでも本格的な検証報道は見られませんでした。
2023年、イギリスBBCがこの件を報道し、世界的な批判へ。
➡ 日本のテレビ局が一斉に報道を開始。
(自分たちに影響しない)社会悪を徹底追及し、(スポンサーを除いた)あらゆる圧力・干渉を排除する
と書いてくれた方が現実的で良いですね。
民放は致し方がないにしろ、NHKはどうかしてますわ。
南海トラフ地震が大きく取り上げられますが、こちらもあまり報じられませんよね。
当ブログ参照:南海トラフは80%!・・・あっ、違うかも(・ω<)←オイ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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ホーム>政党・政治家>長田 たくや (ナガタ タクヤ)>阪神・淡路大震災と報道ヘリ ――誰がマスコミを検証するのか?