2025/10/10
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
宮城県立がんセンターから貴重な報告がありました。➡10月21日、ページが削除されていました(やりよった)。参照:COVID-19ワクチンの反復接種が膵臓がんの予後不良因子である可能性を報告
公開されている研究論文:Repeated COVID-19 Vaccination as a Poor Prognostic Factor in Pancreatic Cancer: A Retrospective, Single-Center Cohort Study
宮城県立がんセンターが、COVID-19ワクチンの繰り返し接種と膵臓がんの予後に関する研究結果を公表しました。
この報告は、mRNAワクチンによって誘導される免疫応答の一部(IgG4抗体)が、がん患者の経過にどのような影響を及ぼすかを検討したものです。論文は国際学術誌『Cancers(MDPI)』に掲載され、これまで多くの(自称)専門家が「関係ない」としてきた中で、実臨床データが示されたのは大きな意味を持ちます。

■ 冒頭の一文からやばい
”COVID-19ワクチンの繰り返し接種は、スパイク特異的免疫グロブリンG4(IgG4)を増加させることが知られており、がん免疫への影響が懸念されています。”
一見さらっと書かれていますが、どのマスメディアも伝えていませんよね。mRNAワクチンをブースター接種すると、IgG4という抗体が増加するというのは、以前当ブログでも紹介しました。このデータには本当に驚きました。
参照:打てば打つほど感染するmRNAワクチンの理屈

上記データ(2022年10月)では、現在使用されているmRNAワクチン(BNT162b2=ファイザー製)ではなく、別の型(BNT162b1)だったため、「今使われているワクチンとは違うんだ!デマ!」という批判がありました。
後の研究で、BNT162b2でも同様の結果が報告されたのです。 なお、なぜそのようなことが起こるのかは未知のままです。
参照:Class switch towards spike protein-specific IgG4 antibodies after SARS-CoV-2 mRNA vaccination depends on prior infection history
■ IgG4増加する病気とがんの関連性
IgGは抗体の種類で、免疫応答の主役になります。いくつか種類があって、IgG4はウイルスをやっつける仕事よりも免疫全体を抑える働きがあるとされています。
参照:IgG4抗体とは
IgG4が異常に増加してしまう病気は、難病指定されており、IgG4関連疾患として知られています。2001年に日本人によって初めて報告され、患者は悪性腫瘍の発生率が高いことが解明されたとあります。
参照:IgG4関連疾患とがんの関連性を解明

■ 実臨床との関連が報告された
mRNAワクチンを反復投与するとIgG4の増加が認められる。IgG4が増加している疾患は、がん(悪性腫瘍)と関連している。ここまでは関連付けられていましたが、今回紹介する論文は、それを実臨床で裏付けた内容となっています。
参照:Repeated COVID-19 Vaccination as a Poor Prognostic Factor in Pancreatic Cancer: A Retrospective, Single-Center Cohort Study
結論は、”研究の結果、COVID-19ブースターワクチンの繰り返し接種は、すい臓がん患者の全生存率の低下と関連していることがわかりました。特に、私たちの分析では、ワクチン接種によって誘導される高レベルのIgG4が、これらの患者の予後不良と相関していることが明らかになりました。”とあります。

データを紹介します。これはカプラン・マイヤー生存曲線と呼ばれるもので、縦軸は「生存している人の割合(生存率)」、横軸は「時間(ここでは月)」を示しています。曲線がゆるやかに下がるほど、生存率が高く、長く生きている人が多いことを意味します。反対に、急に下がるほど、短期間で亡くなる人が多いということになります。
3回以上のmRNAワクチンを打っている方が、同じすい臓がん患者でも早く亡くなることが示されました。次にIgG4の多い・少ないで分けて生存率を分析しました。

IgG4が高い方が亡くなりやすいことが示され、統計学的に有意な差がありました。
■ サンプル数が少ないからこそ国をあげて調査を
本研究は、後ろ向きコホート研究です。亡くなった方がどうだったかを時間を遡って研究する手法は、患者背景や治療歴など、さまざまな条件の影響を完全には除外できないため、どうしてもバイアスが入りやすいとされています。
そのため、症例数を多く設定すべきなのですが、96名と症例数が少ないことは本文中でも指摘されています。しかし、生命予後という重大な因子において明確な傾向が示されたのですから、国として本格的な追跡調査を行うべきです。
なお、よく言われる「重症化予防効果」を示す研究も、同じく後ろ向き研究です。
一方は大々的に喧伝され、もう一方はほとんど触れられない――これが現実なのです。
科学的な不確実性を残したまま接種を推進することが、本当に賢明なのか。
改めて、冷静に考える必要があります。
日本ではようやく最近になって、海外が先行して報告してきたような研究結果が出始めた印象を受けています。薬害の歴史を振り返れば、日本は常に海外より数年遅れて対応してきた経緯があり、その間に多くの日本人が被害を受けてきました。
議会でも何度も指摘してきましたが、日本では「日本人による研究」でなければ実感を持って受け止められにくい傾向があります。そうした中で、今回の報告は新たな知見として非常に意義深いものだと感じました。
これでもこの冬、打ちますか?打ちませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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