2025/8/29
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
今日はニセコエリアの視察に行きました。詳細はまた後日レポートします。
昨日の記事に続き、今回も洋上風力発電について取り上げます。
当ブログ参照:洋上風力に暗雲:関係者は落胆だが動物は安心したでしょうね
■ 洋上風力発電への熱い想い
第7次エネルギー基本計画では、洋上風力発電は「海外と同様に急速なコストダウンと案件形成が進展し、再生可能エネルギーの主力電源化に向けた切り札である」とされています。
しかし、残念!!
参照:国内洋上風力発電事業に係る事業性再評価の結果について

切り札がもうなくなっちゃった…
■ 資材の高騰
実は、風力発電設備の3割程度の部品しか国内で調達できません。そのため海外製に依存せざるを得ず、コスト高の要因になっているのです。
基本計画では「国内調達比率を2040年までに60%とする目標」としていますが、そもそも国内で製造できないものを「切り札」にするなっつーの!

三菱商事の撤退は、むしろ長期的には国内技術を育てる好機になるかもしれません。鉄砲も軍艦も、まずは海外から導入して国産化に至った――これは日本が最も得意とする歴史的プロセスではないでしょうか。
■ 風力大国:デンマーク
風力の割合が最も高いのはデンマークです。人口は596万人(兵庫県+徳島県)。
約8割が自然エネルギーのようですが、さぞ電気代も安く済んでいるんでしょうね…

え゛っ、EU内でも電気代が突出して高い国だったのです。
・世界平均:24.3円/kWh
・デンマーク:60.1円/kWh
・日本:31円/kWh

ウクライナ紛争による天然ガス高騰の影響もありますが、実際にデンマークは安定電源を他国から輸入しているのです。イツも再エネと天然ガスに依存しており、同様に大きな打撃を受けました。
一方、スウェーデン・ノルウェー・フランスは自前の水力や原子力が中心であったおかげで影響が小さかったのです。
■ 維持コストが高いのでは?
デンマークの電力構成を考えると、風力そのものの維持コストが相当に高いのではないかと思えます。
調べてみたところ、以下の試算が示されていました。

洋上風力の維持費はやっぱり高い。
原子力は廃棄物処理費を含めていないし、太陽光は蓄電池や出力制御のコストを無視していますので比較の参考程度としてください。
結論として、やはり石炭火力のコスト優位性が際立ちます。
日本は早く「まともな発電」を選択し、電気代を下げて経済を強くしなければ、どんどん外国に後れを取ります。
二酸化炭素のことは一旦忘れてさ、現実的なエネルギーミックスを考えていきましょうや。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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